ハイフネイトの新しい風、社長交代による未来の展望

2024年9月13日、デザインファームであるハイフネイト株式会社（hyphenate）の社長交代が行われました。これまで代表取締役CEOを務めていた平田智彦氏が退任し、新たに浅沼吾郎氏が代表取締役CEOに、そして宮崎了氏が取締役COOに就任しました。この新体制は、同社の活動に新たな方向性をもたらすことが期待されています。

新体制の発表

浅沼氏は自身の就任にあたって、「これまでは自分を表現する自由があったが、今度はこの環境をどう育てるかが自分の役割になる」と語っています。彼は、全ての関係者がクリエイティビティを発揮できる場を作り出し、共創の価値を広げていくことを目指しています。

宮崎氏は経営のスタンスとして「楽しむことを忘れず、ポジティブに進む」ことを強調し、「遊びが仕事にも影響する」と述べ、両方を充実させる考え方を採用しています。彼らのビジョンは、企業活動と個人の創造性をつなげ、組織の枠を超えて新たな価値を生むことにあります。

会社の歴史と成長

ハイフネイトは、2006年に設立。以来、プロダクトデザインやサービスデザイン、UI/UX開発などを通じて、多くの企業や組織の成長に寄与してきました。群雄割拠の市場の中で、デザインを通じて新たな価値を創造し、パートナーとの共創を重視しています。18年間の歴史を持つ同社は、今後も技術革新や社会の変化に合わせて進化し続ける意義があります。

平田智彦氏の新たな役割

平田氏は今後、ファウンダー兼エグゼクティブ・ディレクターとして、新たな役割に移行します。これまで培った経験をフル活用し、会社の事業発展に向けて益々の努力を続ける意向を示しています。「新しいアイデアを盛り込み、社員が熱狂できる体験の創出と研究に力を注ぎたい」との誓いが伺えます。

新体制のビジョン

新しい経営体制のもと、ハイフネイトは、個々が持つ潜在能力を引き出し、自由な共創のプロセスを促進することに邁進します。インタビューや財務の管理だけでなく、社員が自身のアイデアを実現できる環境を整えることも優先します。浅沼氏は「この空間をどのように育てるかが私の役割」と語り、新しい価値をどのように創出するかが今後の課題です。