パルシステム連合会:核兵器のない世界への堅い決意
2023年5月、国連で開催されたNPT(核不拡散条約)再検討会議が、合意文書を採択できずに閉幕しました。この結果を受け、パルシステム連合会は「核なき世界」を目指す決意を新たにし、平和の重要性を強調するメッセージを発表しました。代表理事の渋澤温之氏は、私たちが直面している核兵器の問題に対する危機感を訴え、あきらめずに活動し続ける重要性を強調しました。
私たちパルシステムは、食と農、そして生命を大切にし、心豊かなくらしと共生の社会を目指す生活協同組合のグループです。その信念に基づき、組合員の生活を支え、平和な社会の実現を目指しています。核兵器による悲惨な歴史を忘れず、未来の世代へ伝えていく責務を感じています。
1945年の広島と長崎に投下された原爆は、無辜の市民に対する非人道的な行為の象徴です。原爆の影響で命を落とした方々は20万人を超え、辛い過去を背負った被爆者も多くいます。この如き悲劇が二度と繰り返されないよう、私たちは核兵器の廃絶を強く呼びかけています。
パルシステムは、再検討会議の前段階として、4月24日から5月1日にかけてニューヨークを訪れ、日本被団協や全国27生協の代表団の一員として核廃絶を訴えました。現地では被爆者からの話を聞き、各国の政府やNGOへの働きかけを行いました。
残念ながら、今回の再検討会議は核兵器保有国を中心とした政治的思惑が絡み、合意文書の採択には至りませんでした。しかし、核兵器を持たない国々の間では、廃絶の必要性に対する意識が高まっていることが感じられます。これから11月には、核兵器禁止条約の再検討会議が予定されています。すでに74カ国が批准しているこの条約は、核兵器廃絶に向けた大きな一歩となります。私たちは、唯一の戦争被爆国である日本政府に対して、この会議への参加を強く求めています。
人類の歴史において、核兵器や戦争がもたらすすべての悲劇は比類ないものであることを、私たちは知っています。それは、人命を奪い、尊厳を傷つけ、感情の負の連鎖しか生まないからです。
争いのない未来を実現するため、私たちは今後も平和の重要性を広め、核兵器のない世界を夢見て行動し続けることを誓います。子どもたちの未来のために、一緒に手を取り合って平和な世界を築きましょう。
所在地: 東京都新宿区大久保2-2-6
代表理事: 渋澤温之
事業高: 2,604.2億円
組合員数: 176.2万人