インド最大手OTA「MakeMyTrip」との連携
宿泊施設向けのITソリューションを専門とするtripla株式会社が、インド最大のオンライン旅行代理店「MakeMyTrip」との連携を発表しました。この提携により、国内の宿泊施設はtripla Nexusを介してインドで54%以上のシェアを持つOTAとリアルタイムで接続が可能になり、急成長中の南アジア市場への販路を拡大することができるようになります。
MakeMyTripとは
MakeMyTripは、インド国内のOTA市場において圧倒的なシェアを誇る企業です。彼らの最新の「Investor Presentation June 2026」によれば、年間の総取扱高(GMV)は104億米ドルに達しており、アプリのダウンロード数も5.2億件を超えています。この数字は、同社が競合他社に対して2倍以上、月間アクティブユーザー数(MAU)においても5倍以上の差をつけていることを示しています。また、一般的なレジャー旅行のほかにも企業向けや旅行業界向けの多様なルートを持つため、一度のシステム連携でインド国内のあらゆる顧客層にアプローチできるという大きなメリットがあります。
日本市場への影響
最近の調査によれば、2025年には訪日インド人の数が前年比35.2%増の31.5万人に達する見込みで、消費額も784億円と過去最高を記録することが予想されています。これは、MakeMyTripを通じて日本の宿泊施設へのアクセスがますます高まることを示唆しています。
連携の優位性
tripla Nexusとの連携により、宿泊施設は自社で設定した客室や料金プランをMakeMyTripのプラットフォーム上に自動的に展開できるようになります。公式サイト独自の特典や割引を一元管理することで、他社OTAやホールセールへの在庫配信時にも直販の最安値を保証できます。これにより宿泊施設はブランド価値を維持しながら、急成長するインド市場からの旅行者への販路を大幅に広げることが可能になります。
tripla Nexusの概要
tripla Nexusは、日本やアジア地域の宿泊施設がトリプラのサービスを利用して、海外のローカルOTAとリアルタイムで在庫や料金、予約データを連携できるホールセール型のチャネルマネジメントサービスです。リアルタイムの空室・料金・在庫連携や、OTA経由の新設予約及びキャンセル情報の一元処理を実現し、導入プロセスが簡潔であるため、トリプラのサービスを利用中の施設は迅速に連携を開始できます。
今後の展望
今後もtripla Nexusは、Lion Travel(台湾)や美団(中国)などアジア各地の現地OTAとの連携を拡大し、日本やアジア圏の宿泊施設が多様なインバウンド市場に対応できるエコシステムの構築を進めていく考えです。
tripla株式会社のプロフィール
- - 会社名: tripla株式会社
- - 本社所在地: 東京都新宿区西新宿4丁目15−3 住友不動産西新宿ビル3号館
- - 設立日: 2015年4月15日
- - 資本金: 8億7,538万円(2026年4月末時点)
- - 代表取締役CEO: 高橋和久
- - 代表取締役CPO: 鳥生格
- - URL: tripla.io
この連携により、日本の宿泊施設はインド市場に対するアクセスを一層強化し、さらなる成長を目指すことができるのです。