アンゴレガス田生産開始
2024-11-27 13:23:05

JX石油開発、パプアニューギニアのアンゴレガス田で生産開始

JX石油開発、パプアニューギニアのアンゴレガス田で生産開始



JX石油開発株式会社(社長:中原俊也)は、同社のプロジェクト会社であるNippon Papua New Guinea LNG LLC(社長:近藤秀夫)が、パプアニューギニアにおけるPNG LNGプロジェクトの一環として、特に注目されるアンゴレガス田からの天然ガス生産を開始したことを発表しました。このプロジェクトは、パプアニューギニアの内陸でのガス田開発に基づいており、同国からのエネルギー供給の鍵となる重要な一歩です。

PNG LNGプロジェクトは、約700kmに及ぶパイプラインを利用して、各ガス田から生産される天然ガスを首都ポートモレスビー近郊の液化プラントへと運び、そこでLNG(液化天然ガス)を生産・輸出します。同プロジェクトは、JX石油開発が事業化検討段階から参加しており、今回新たに生産が開始されたアンゴレガス田は、既に生産中のハイズガス田の近くに位置しています。

アンゴレガス田には、約1兆立方フィート(1TCF)の埋蔵量があり、ピーク時には最大350百万立方フィート(MCF/d)を生産する能力を持っています。この生産能力は、PNG LNGプロジェクト全体の生産レベルを維持するために重要な役割を果たすでしょう。

JX石油開発は1990年からパプアニューギニアで原油、天然ガス、LNGの生産を行っており、特にPNG LNGプロジェクトは日本向けにもLNGを供給しており、わが国のエネルギーの安定供給に貢献しています。今回のアンゴレガス田の生産開始は、同社の基盤事業である石油・天然ガス開発の価値をさらに高める重要なステップといえるでしょう。

また、PNG LNGプロジェクトの権益構成には、ExxonMobilが33.2%、Santosが39.9%、Kumul Petroleumが19.4%、そしてNippon Papua New Guinea LNG LLCが4.7%を占めています。この多様な関係者によって、安定した運営が実現されているのです。

JX石油開発は、今後もパプアニューギニアにおいて事業活動を続け、資源開発の価値を最大化し、エネルギー供給の安定化に寄与していくことを目指しています。特に、国際的なエネルギー市場において日本が直面する課題に対して、引き続き積極的な取り組みが求められます。

以上が、パプアニューギニアにおけるJX石油開発の最新の動向です。エネルギー供給がますます重要となる中、同社の取り組みが今後どのように進展していくのか、注目が集まります。


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会社情報

会社名
JX石油開発株式会社
住所
東京都千代田区大手町1-1₋2ENEOSビル
電話番号

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