U-22プログラミング・コンテスト2025 最終審査結果
2025年11月30日、U-22プログラミング・コンテストの最終審査会が行われました。このコンテストは、経済産業省が主催し、国内の若手IT人材を発掘・育成することを目的として1980年から続いているイベントです。2014年からは民間に移行し、ますますその規模を拡大しています。
今年の審査では、選りすぐりの16作品が競い合い、注目を集めました。特筆すべきは、中学生からのエントリーが4作品も選ばれ、若年層の才能がいかに高いかを証明しています。特に、AIやIoT、アート、言語を用いた作品も多く見られ、技術の多様性が感じられました。
会場内では、「これだけの知識を持った学生がいるのか」と感嘆の声が上がり、Youtube Liveで視聴していた観客からも「鳥肌が立った」「天才が羽ばたく瞬間を見た」というコメントが寄せられました。
経済産業大臣賞受賞作品
最も栄誉ある経済産業大臣賞<総合>を受賞したのは、福岡市立早良中学校の伊藤碧さんによる「F-gen」です。この作品は若者からの高い評価を集めました。さらに、他の賞も以下の通り選ばれました:
- - 経済産業大臣賞<テクノロジー>: 石田尚幹さん(香川県立丸亀高等学校)「Pyxis - Client Side Code Editor」
- - 経済産業大臣賞<アイデア>: 直塚亘さん(東京大学)「LLMView」
- - 経済産業大臣賞<プロダクト>: 日高陸人さん(東京大学)「DAWAI - 次世代のAI統合型ブラウザDAW」
その他の賞とスポンサー企業賞
また、経済産業省商務情報政策局長賞、およびスポンサー企業の特別賞も発表されました。例えば、サイボウズ賞やAWS賞など、さまざまな企業からの評価も得られた若手の才能が育まれています。各賞の受賞作品は以下です:
- テクノロジー部門:HRAudioWizard V2(長谷部優)
- テクノロジー部門:GakuPay(水野太陽)
- アイデア部門:仮想身体装置「Base Physics Gear(BPG)」(パラレル散歩・苫小牧工業高等専門学校)
- 「F-gen」(伊藤碧)
このように、多くの作品が注目を集め、次世代のIT人材の育成につながっています。このコンテストは、新しいアイデアや技術の発表の場として、今後もさらなる成長が期待されます。
U-22プログラミング・コンテストについて
U-22プログラミング・コンテストは、年々多くの関心を集めており、多くの企業が協賛しています。2025年の協賛企業には、アマゾンウェブサービス、さくらインターネット、オービックビジネスコンサルタント、サイボウズなどが名を連ね、このイベントの重要性を再確認させられます。
今後もこのコンテストを通じて、多くの若者たちが新たな技術やアイデアを発信し、各社会問題に立ち向かうことを期待します。詳しい情報は公式ウェブサイトで確認できます。