AIで請求書処理を革新！バクラクが新機能を発表

業務効率化の新たな一歩

2024年10月18日、株式会社LayerXが提供する業務効率化クラウドサービス「バクラク請求書受取」に、新たにAI機能が加わりました。これにより、請求書を自動的に分割して処理することができる「請求書分割機能」がリリースされました。この機能は、従来は手動で行なっていた請求書の仕分けを大幅に簡素化するもので、今後の業務において大いに役立つはずです。

新機能の詳細

新たに追加された請求書分割機能により、ユーザーは複合機を使って紙の請求書をスキャンする際、AIがその請求書を自動で分割して処理することが可能になります。これまで必要だった手動での仕分け作業が不要になり、AIが提案した分割箇所を確認するだけで完了します。これにより、作業時間の大幅な短縮が期待でき、従業員はコア業務にもっと集中できるようになります。

バクラクシリーズの進化

「バクラク」シリーズでは、リリース当初からAIを組み込んでおり、手入力や紙の管理に依存しない働き方を目指してきました。AI技術の進展により、2024年からは“AI中心体験設計（AI-UX）構想”を掲げ、さらなる効率化に向けた取り組みを強化しています。特にバックオフィス業務では、今まで紙とデジタルデータが共存していた場面が多く、手間のかかる仕分け作業が課題でしたが、今回の機能強化により、この問題も解消される見込みです。

バクラクAIとは

「バクラクAI」とは、バクラクシリーズで提供されるAI機能群のことを指します。これにより、日常業務において自然にAIを使用できる環境を整えています。バクラクでは、請求書専用のAI-OCR技術を導入し、会計ソフトとシームレスに連携することで、手入力ゼロの請求書処理を実現しています。また、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応し、企業のニーズに応える機能を備えています。

LayerXのビジョン

株式会社LayerXは、「すべての経済活動のデジタル化」というミッションのもと、AIを中心とした新しいソフトウェア体験の提供を目指しています。同社は、バクラクを始めとするクラウドサービスを展開しており、中小企業から大企業までを対象に業務の効率化を支援しています。また、法人支出管理や人的資源管理に対するクラウドサービスも強化しており、ビジネスのデジタル化を推進しています。

さいごに

バクラクシリーズは、今後も利用者にとって利便性の高いサービスを提供し続けることでしょう。社員が本来の仕事に集中できる新しい働き方を提案するこの取り組みは、業務効率化の一助となります。いよいよデジタル化が進む中、今回の機能追加は「バクラク」にとって重要なステップとなるでしょう。この機能をうまく活用し、業務の効率化を図っていきたいものです。