GARDEが描く新たなアートのビジョン
株式会社GARDEは、創業40周年を機にアート事業への新たな挑戦を展開します。2025年1月31日、ニューヨーク・チェルシー地区に「GOCA by Garde」と名付けたアートギャラリーを開設します。このギャラリーは、日本及びアジアのアーティストの作品を世界に発信する拠点となります。
GOCAの背景
ニューヨークのチェルシー地区は、かつては産業地帯でしたが、1980年代以降、多くのアーティストやギャラリーが移転し、アートの中心地へと変貌しました。1990年代に入ってからは、多くの著名ギャラリーが進出し、その後、観光名所「ハイライン」の開通によりさらなる活性化が進んできた経緯があります。現在、この地区には約200のギャラリーが集まり、現代アートの最前線となっています。
GOCAの使命
GOCAは、日本やアジアのアートを通じて、文化交流の場を提供することを目指します。そのオープニング展では、現代日本のネオポップを代表する若手アーティスト・奥田雄太の個展「KAN-SHA BOUQUETS!」を開催します。奥田の作品は、力強い筆致と鮮やかな色使いが特徴で、今回のテーマは「日常の中にある感謝」です。
アートと社会のつながり
GOCAを通じて、GARDEはアートを通じた社会貢献への想いを込めています。アートを展示するだけではなく、アーティスト同士の交流や、観客との対話を促進する「ハブ」として機能することを目指しています。また、日本の若手アーティストをグローバルな舞台に引き上げることで、彼らの可能性を広げるプラットフォームとしての役割を果たしていきます。
代表取締役社長 室賢治のコメント
室賢治社長は、「GOCAを開くことは、私たちのアートへの情熱を結実させる挑戦です。アートを通じて人と人をつなぎ、新たな価値創出に繋げていきたい」と語っています。また、円安や物価高などの厳しい環境の中でも、世界中のアート関係者が集まるチェルシー地区に立地を決定した理由も、ここでの活動が日本アートの発信力を最大化するためだと強調しました。
アートギャラリーの概要
- - 名称: GOCA by Garde
- - 所在地: ニューヨーク・チェルシー地区
- - スペース面積: 約223㎡(2,400平方フィート)
GOCAは、絵画、彫刻、陶芸などを通じて、新進気鋭から著名アーティストまでを紹介し、文化交流を促進する重要な場となる予定です。
終わりに
この新たなアートギャラリーの開設は、GARDEのグローバルなビジョンを反映したものであり、アートを通じて日本の文化を世界に広める重要なステップとなることでしょう。今後もアートを通じた社会貢献活動を続けていく決意を新たにしています。GOCAが新たな文化交流の場となることを期待しています。