データブリックス社が10億ドルの資金調達、280億ドルの評価額に飛躍!
データブリックス社、10億ドルの資金調達を実施
米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構えるデータ・AI企業のデータブリックス社が、10億ドルのシリーズG投資を発表しました。この資金調達により、データブリックス社の資金調達後の評価額は280億ドルに達し、同社の急成長が際立っています。
投資家の顔ぶれ
新規投資家としてフランクリン・テンプルトンが参加し、カナダ年金制度投資委員会やFidelity Management & Research LLC、そしてAmazon Web Services(AWS)などの戦略投資家も名を連ねました。既存の投資家にはマイクロソフト、アンドリーセン・ホロウィッツ、様々なファンドやアカウントを管理するブラックロック、Tiger Global Managementといった大手が含まれています。
CEOのコメント
データブリックスのCEOであり共同創業者のアリ・ゴティシ氏は、今回の資金調達が同社のビジョンを支持するものであると確信していると述べました。彼は、データブリックスのプラットフォームが、企業が旧来のデータアーキテクチャの問題を解消し、データチームの迅速なコラボレーションとイノベーションを促進すると述べ、レイクハウスという新しい概念が成長の鍵であると強調しました。
レイクハウスの急速な普及
データブリックスはこの資金調達を通じて、データ駆動型組織の需要に応じたサービスをさらに拡充し、統合データ分析プラットフォームの市場において地位を確立しようとしています。レイクハウスアーキテクチャは、データの取り扱いを一元化し、企業にとって非常に魅力的な選択肢になりつつあります。
フランクリン・テンプルトンの期待
フランクリン・テンプルトンのリサーチ・アナリスト兼ポートフォリオ・マネージャーであるジョナサン・カーティス氏は、データブリックス社が今後どのように進化していくのか非常に楽しみにしていると語ります。彼は、同社がデータを活用して企業の競争優位性を築くためのサポートができると信じているとしています。
マイクロソフトの評価
また、マイクロソフトのクラウド+AI担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント、スコット・ガスリー氏もデータブリックスのテクノロジーに高く評価し、「Azure Databricksはお客様に最新のデータとAI機能を提供し続ける強力なソリューションである」と語りました。
データブリックス・ジャパンについて
データブリックスは、7,000以上のグローバル企業に利用される統合プラットフォームを提供しており、データエンジニアリングや機械学習など多岐にわたるデータプロジェクトに対応しています。サンフランシスコの本社に加え、日本国内にも拠点を持つため、その活動にさらなる注目が集まっています。詳細は公式サイトやSNSを通じて発信されています。
この資金調達が示すように、データブリックス社の今後の動向に一層の期待が高まっています。データとAIの進化を支える同社が、どのような革新をもたらすのか、その行方を見守りましょう。
会社情報
- 会社名
-
Databricks Japan株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木1丁目4-5アークヒルズサウスタワー16階
- 電話番号
-
03-6821-1670