訪日台湾人観光客の動向を探るオンラインセミナー
2025年6月17日、株式会社ベクトルの台湾法人であるVector Group International Limitedが主催し、台湾最大の旅程作成アプリ「去趣(chicTrip)」との共催により、訪日台湾人観光客の夏季旅行トレンドをテーマとしたオンラインセミナーが開催されます。これは、台湾人観光客の動向を探る重要な機会であり、特に迫る大阪・関西万博に関連した内容に焦点を当てています。
セミナー概要と対象者
このセミナーでは、訪日台湾人の旅行傾向や人気の観光地を詳細に分析し、最新のデータを基にしたインバウンドプロモーション戦略を提案します。対象となるのは、企業や自治体のマーケティング・PR担当者であり、台湾市場向けのプロモーション活動を計画している日本企業です。参加は無料で、参加登録はWebサイトから行えます。
台湾からの訪日観光客増加の背景
2024年には円安の影響もあり、台湾からの訪日観光客数が604万人に達するなど、過去最高の数字を記録しました。このことが示すように、台湾人観光客の経済的な存在感は着実に増しており、需要は今後も増加する見込みです。特に、2025年の時点で既に前年同期に比べ約10%の増加が見られており、プラス傾向は続くと言われています。
chicTripの独自データ活用
本セミナーでは、特に「去趣(chicTrip)」の250万ダウンロードを誇るユーザーデータを活用します。このアプリは、台湾の旅行者が訪日旅行を計画する際の行動データを提供し、特に注目が集まるのが、関西エリアでの旅行ルートや観光スポットです。大阪万博の影響も考慮しつつ、台湾人旅行者の関心に応じた旅行計画が重要になるでしょう。
また、chicTripはユーザーが数ヶ月先の旅行プランを把握するための情報を提供することができ、2025年夏の訪日旅行トレンドを見越した分析が行われます。
セミナープログラム
セミナーは二部構成であり、第一部では訪日台湾人観光客のトレンド分析を行い、関西エリアにおける人気の旅行ルートや観光スポットについて詳細に解説します。登壇者には和泰汽車の相川壌氏が参加し、自社のデータをもとにした実践的な分析が期待されます。第二部では、台湾市場に特化したインバウンドプロモーションについて、ベクトル台湾の木下研生氏が担当し、成功事例をもとにした効果的なマーケティング手法が紹介される予定です。
質疑応答とクロージング
セミナーの最後には、参加者からの質問に対する質疑応答の時間も設けられています。この機会に日本における台湾人観光客の動向やプロモーションについての理解を深め、今後の施策に活かすことができる貴重な情報を得ることができるでしょう。
オンラインでの参加が可能であり、訪日台湾人観光客の最新トレンドを掴む上で絶好のチャンスです。興味のある方はぜひ参加登録を行い、最新のインバウンド情報を手に入れましょう。