ファミリーマート、LGBTQ+への取り組みが評価され5年連続ゴールド受賞&業界初レインボー認定
ファミリーマートが、性的マイノリティへの配慮や支援において、高い評価を得ています。任意団体「PRIDE指標事務局」による「PRIDE指標2024」で5年連続の最高評価であるゴールドを受賞しただけでなく、コンビニ業界で初めて「レインボー認定」を獲得しました。これは、同性婚への賛同や行政・学術機関・NPO法人との連携といった、多角的な取り組みが評価された結果です。
多様性を尊重する企業文化
ファミリーマートは、「like Family 多様性をちからに。誰もが活き活きかがやく未来へ。」というスローガンを掲げ、多様性を活かす組織風土づくりに力を入れています。LGBTQ+に関する取り組みでは、「正しい知識と理解醸成」と「安全・安心な場作り」の2本柱を軸に、様々な活動を行っています。社員一人ひとりが多様性について理解を深め、互いを尊重し合える環境づくりに注力している点が評価されています。
具体的には、事実婚や同性パートナーの加盟申込みを可能とする加盟要件の変更、同性結婚の法制化への賛同など、多様な性への理解促進に向けた積極的な姿勢が示されています。
具体的なレインボーアクション
ファミリーマートは、社内外の様々な取り組みを通じてLGBTQ+への理解と支援を推進しています。
社内向け取り組み
6月のPRIDE月間に合わせ、LGBTQ+に関する理解を深める社内企画「レインボーアクション」を実施。これにより、LGBTQ+の理解者・支援者であるALLYを表明した社員は約1500人に上ります。
社外向け取り組み
毎年4月の「東京レインボープライド」や各地のプライドイベントに合わせ、レインボーカラーをあしらった商品を展開。売上の一部を認定NPO法人ReBitに寄付し、学校での教育啓発などに活用されています。
他社との協働
* コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社と協働し、ALLY社員同士の交流イベントを複数回開催。企業の枠を超えたALLYの輪を広げる活動を行っています。
業界初となる「レインボー認定」
「レインボー認定」は、LGBTQ+が働きやすい職場・社会づくりに積極的に取り組む企業・団体を評価する指標です。ファミリーマートは、東京都国立市が開催する「アライウィークくにたち」への参画や、認定NPO法人ReBitとの連携による「ファミマこども食堂」の活動、学生や地域住民向けの講演会などを通して、世代や地域を超えたLGBTQ+への理解促進に貢献しています。これらの取り組みが評価され、コンビニ業界で初めて「レインボー認定」を獲得しました。
今後の展望
ファミリーマートは、今後もLGBTQ+を含む多様性を尊重し、その多様性を新たな価値創造に繋げるダイバーシティ活動を推進していくとしています。地域社会との連携を強化しながら、誰もが働きやすく、生きやすい社会の実現に貢献していく姿勢を示しています。