「兄おとうと」再演
2026-08-31 16:33:46

井上ひさしの名作「兄おとうと」が再演!新キャストで届けるメッセージ

こまつ座第161回公演『兄おとうと』の魅力



2026年に上演されるこまつ座の新作『兄おとうと』は、井上ひさしの作による評伝劇で、その魅力が再評価されています。今回は新キャストが登場し、現代の視点からこの名作に新たな命を吹き込む試みが行われます。

作品の背景とあらすじ


本作は、大正デモクラシーを象徴する吉野作造と弟の信次の兄弟を中心に展開します。吉野作造は民本主義の提唱者として知られ、時代の革新を目指して闘った一方、弟の信次は官僚として国の中枢に君臨しています。立場も信条も異なる二人が繰り広げる痛快な兄弟喧嘩は、国や社会について考えさせられる重厚な内容を持ちつつも、笑いと音楽で彩られています。

公演は東京と大阪で行われ、特に東京では紀伊國屋サザンシアターでの上演が注目されています。約3時間にわたるこの作品では、観客に考えさせるメッセージが仕込まれており、登場人物たちの葛藤や成長を通じて「生きること」への深い問いかけがなされるのです。

受賞歴


『兄おとうと』は、2003年の初演時には読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞するなど、数々の受賞歴を誇ります。これまでにも多くの再演を経て、今や日本の演劇界における重要な作品とされています。特に評判が良かったのは2006年と2009年の再演で、登場した新たなキャストたちによって多くの感動を呼びました。

新キャストの魅力


今回は、横田栄司が演じる吉野作造、彩吹真央が玉乃役、岡本圭人が信次役を務めるなど、個性的で実力派の俳優陣が揃っています。各キャストはそれぞれの役に対して熱い思いを持ち、リハーサルを重ねる毎に作品への理解を深めています。

特に、横田の演じる作造は知的かつチャーミングなキャラクターで、観客と共に難しいテーマを楽しんでいけるよう工夫されています。彼の言葉には井上ひさしのモットーが表れており、観客に笑いと感動を提供することを目指しています。

みどころ


本作では、宇野誠一郎の音楽や謝珠栄の振付も見どころの一部です。台本に込められた「なぜ?」という問いは、舞台上で様々な形で展開され、観客に思考を促します。井上ひさしの言葉が生き続ける現代において、どうやって人間らしく生きていくのかを共に考える機会を提供してくれます。

公演日程とチケット情報


  • - 東京公演 : 2026年10月11日~11月1日 / 紀伊國屋サザンシアター
  • - 大阪公演 : 2026年11月3日 / 茨木市文化・子育て複合施設

チケットの予約は早めに行うことをお勧めします。特に千秋楽の公演は早々に売り切れが予想されているため、気になった方はお早めに確保してください。

終わりに


『兄おとうと』は、単なる兄弟の物語ではなく、日本が直面する社会問題や歴史を振り返るきっかけを提供します。ぜひ、劇場でその世界観を体感してほしいと思います。新しいキャストと新しい視点で語られるこの作品が、皆様に新たなインスピレーションを与えることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社こまつ座
住所
東京都台東区柳橋1-30-5ドヌール柳橋弐番館503号
電話番号

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