パンチ工業の挑戦
2025-03-27 10:24:59

創業50周年を迎えるパンチ工業の道のりと未来への挑戦

創業50周年を迎えるパンチ工業の道のりと未来への挑戦



1975年、東京都品川区に誕生したパンチ工業株式会社は、ものづくりへの情熱を胸に、国内外を問わず幅広い業界に貢献してきました。2025年3月29日には創業50周年を迎えるにあたり、その歩みを振り返りつつ、未来への挑戦について詳しくご紹介いたします。

創業期の情熱と挑戦



パンチ工業の起源は、名誉会長である森久保有司が設立した神庭商会株式会社に遡ります。最初は商社としてスタートし、精密加工メーカーに製造を委託して金型部品を供給していました。当時、特に家電業界においては、電子部品を支えるためのプリント基板用金型部品が必要であり、特にプリントピンに対する需要が高かったのです。

しかし、ピアノ線で作られていたプリントピンは曲がりやすく、不具合が多く、製品寿命にも影響が出ていました。この問題に頭を悩ませていた多くの顧客のために、パンチ工業は新たな道を切り開くべく加速しました。大学で研究する教授や業界の知人からアドバイスを仰ぎ、試行錯誤の日々が続きました。その結果、以前には使用されていなかった新たな素材に着目し、飛躍的に製品寿命を向上させることに成功しました。

この成果を受けて、1977年には社名をパンチ工業株式会社に改名し、金型部品の製造会社として本格的に事業をスタートさせました。

技術革新への道



1982年には、プラスチック金型用のハイスエジェクタピンを世界で初めて量産化しました。このイノベーションにより、従来の技術よりも加工精度の大幅な向上を実現し、多くのお客様から支持を受けました。細部にわたる技術へのこだわりが、パンチ工業の飛躍的な成長の原動力となっているのです。

海外進出とグローバル展開



1990年には大連市に独資企業として進出し、以降は中国国内での工場と販売拠点を次々と設立。現在では約8,000社のお客様との取引を実現し、現地企業としての信頼を築いています。その後もインドやベトナム、アメリカへと展開し、グローバルな生産体制を確立しました。

特に2012年には東京証券取引所に上場を果たし、2023年からはスタンダード市場での上場企業として成長を続けています。

次の100周年に向けた挑戦



2022年からはファクトリーオートメーション領域の特注品販売を強化し、技術革新にも力を入れています。また、将来的なビジョンを示す「パンチグループのパーパス」も策定され、ものづくりを通じて社会に貢献する姿勢が一層明確になりました。これからも、パンチ工業は溢れる創造力と技術力をもって世界の未来を塗り替えていくことでしょう。

まとめ



パンチ工業の創業から50年に渡る道のりは、常に挑戦と変革の連続でした。そして、その根底にはものづくりへの情熱が流れています。今後も「パンチスピリット」を合言葉に、さらなる挑戦を続けていくことでしょう。これまでのご愛顧に感謝しつつ、次世代の豊かな未来の創出に寄与することを約束します。


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会社情報

会社名
パンチ工業株式会社
住所
東京都品川区南大井6-22-7大森ベルポートE館5階
電話番号
03-6893-8007

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