横河電機が提供する新しい統合情報サーバ
横河電機株式会社は、2026年6月12日に新たなバージョンのOpreX Collaborative Information Server(統合情報サーバ)の発売を発表しました。この強化されたサーバは、ユーザビリティやセキュリティの向上だけでなく、多様なシステムとの連携機能も強化されています。これにより、プラントの監視や操業が一段とスムーズになることが期待されています。
プロセス産業に求められる統合HMI環境
近年、プロセス産業のプラントでは、設備や機器から得られる膨大なデータを効率的に管理し、オペレーターが迅速に意思決定を行うための統合HMI(ヒューマンマシンインターフェース)の重要性が高まっています。新しい「OpreX Collaborative Information Server」は、こうしたニーズに応えるために開発され、多様なシステムからの情報を集約して一元管理します。これが実現すれば、生産活動全体を横断的に把握するための情報基盤が整い、効率的なプラント操業を支援します。
主要な機能強化
1.
従来のHISとの高い親和性
新しい統合情報サーバでは、既存の「CENTUM VP」の操作監視ウィンドウを直接呼び出すことが可能となり、オペレーターは慣れ親しんだ操作感で統合HMIを利用できます。この機能により、オペレーターは作業の効率を高めつつ、エラーを未然に防ぐことができます。
2.
アプリケーション開発の効率化
OpreX Collaborative Information ServerのOPC UAサーバでは、異なるメーカーの機器との接続に対応した情報モデル機能が強化されました。これにより、様々な装置やシステムとの一層容易な連携が実現し、開発の効率向上にも寄与します。OPC UAは、プラットフォーム非依存でセキュリティが強化された国際標準であり、信頼性の高いデータ交換を実現します。
3.
ITセキュリティの強化
新バージョンでは、米国のCenter for Internet Security (CIS)が発行したセキュリティ設定集に基づく「ITセキュリティツール」に対応しています。この設定を適用することで、「OpreX Collaborative Information Server」を設置したWindowsコンピューターの安全性を高め、全体的なセキュリティリスクの低減に寄与します。
導入のメリット
この強化されたOpreX Collaborative Information Serverは、石油・ガスの採掘や精製、石油化学、電力、水処理など様々な業界に対応可能です。プラントの監視、操作、制御、データ収集、提供、保存を通じて、運用の効率を最大化し、迅速な意思決定を助けます。プロセス産業における高い信頼性と安全性を確保しつつ、プラットフォーム全体のパフォーマンスを向上させることが期待されています。
結論
横河電機の新しい「OpreX Collaborative Information Server」は、これまでのシステムとの親和性を保ちながら、最新の機能を搭載し、プラントの効率的な運用を実現します。今後の導入により、プロセス産業における競争力の向上につながることが期待されています。ぜひこの新たな技術の導入を検討してみてはいかがでしょうか。詳細な情報は、
横河電機の公式サイトをご覧ください。