ジンジブがSchooと提携し中小企業支援を強化
株式会社ジンジブが、教育を基盤とする株式会社Schooと戦略的に業務提携を行いました。これにより、ジンジブの人事支援サービス「人事部パック」の契約企業に対して、Schooのオンライン動画研修サービス「Schoo for Business」が導入されます。この新たな取り組みは、中小企業や地域企業に対する人材育成と組織作りの強化を目指しています。
提携に至った背景
人材の育成と定着は、多くの中小企業が直面する経営課題です。ジンジブが行った調査によると、若手社員が1名離職することによるコストは約580万円にも上ります。そのため、採用を行うだけでは問題の根本的な解決には至らないことが明らかになっています。また、退職した優秀な社員の94%が「企業の対応があれば、その意向を思いとどまっていた」と回答していることからも、離職は十分に防げた可能性があると言えます。
中小企業の経営者の57.3%が、予兆に気づきながらも改善策を打てなかったと回答している現状は、この問題の根深さを浮き彫りにしています。これらの課題を受けてジンジブは、「人事部パック」を通じて、退職予兆の把握や組織改善に関する伴走支援を行っています。加えて、育成の重要性も多数の企業で共有されているため、定着支援と学びを同時に提供することへのニーズも高まってきています。
提携の具体的な取り組み
今回の提携により、ジンジブの「人事部パック」を利用している契約企業は、Schooが提供する9,000本以上の豊富な学習コンテンツを活用できるようになります。これらのコンテンツには、最新のAIやビジネススキル、マネジメント等、様々なテーマが含まれており、従業員の成長を支援し組織全体の学びを定着させることが期待されています。
また、企業と個々の状態データを活用した研修の提案では、研修効果の可視化を行うことで、単なる実施で終わることがなく、改善へとつなげる支援が実現します。これにより中小企業が成長し、退職の少ない組織づくりをサポートします。
「Schoo for Business」の特色
Schoo for Businessは、法人向けに設計されたオンライン動画研修サービスで、すでに140万人以上の会員を有し、4,500社以上の企業に導入されています。サービスの特色は、ライブ授業における双方向コミュニケーションを特徴としており、新入社員から管理職まで様々な階層に対応した多彩なコンテンツを提供しています。ビジネススキルから技術、さらには哲学に至るまで、幅広い分野をカバーしているため、社員の継続的なスキルアップに寄与しています。
「人事部パック」の概要
ジンジブの「人事部パック」は、中小企業向けに特化した月額型の人事支援サービスで、「定着支援」を主な目的としています。具体的には、エンゲージメントデータを用いて組織状態を可視化し、その分析にもとづいた課題特定から改善アクションを提案・実施までをトータルで支援します。今回のスクーとの提携を通じて、辞めない組織を実現する新たな価値を提供することができるようになりました。
企業のコメント
Schooの代表取締役社長、森健志郎氏は、「ジンジブと連携できたことにより、学ぶことのインフラを提供し、地域企業の持続的な発展に寄与することができる」という意義を語っています。また、ジンジブの専務取締役、森隆史氏は、「一人ひとりが成長できる環境を整えることが、中小企業の持続的な成長にとって極めて重要である」と強調しています。
この提携により、ジンジブとSchooは共に、中小企業の人事課題に挑み、地域の発展に寄与し続ける意気込みを示しています。今後もこの連携がどのように企業を変革していくのか、注目が集まります。