学校生活を無料で撮影する新サービス「スクメモ」
最近、学校行事や日常の撮影を担当するカメラマンが不足し、その影響が学校現場に深刻な影響を与えています。全国の小中学校でこの問題が浮き彫りになる中、千葉県千葉市に本社を持つ株式会社DESERT STARが提供する新しいサービス「スクメモ」に注目が集まっています。このサービスは、学校生活を無料で撮影するという画期的な取り組みで、カメラマンの収入を確保すると同時に、子どもたちの日常を記録することができるのです。
カメラマン不足が引き起こす問題
現在、学校撮影を行うカメラマンの多くが長時間労働と低報酬に悩まされています。さらに、高齢化が進む中で新たに参入するカメラマンも少なくなっており、その結果、学校行事の記録が減少しています。このため、体育祭や修学旅行などの大切な瞬間が記録されず、教育現場におけるクオリティの低下が問題視されています。また、予算の都合からカメラマンを依頼できない学校が増える一方で、私立校と公立校の間で「写真が残る学校」と「残らない学校」といった格差が広がっています。
スクメモがもたらす新しい仕組み
「スクメモ」は、こうしたカメラマン不足や財政難の問題を解決するために開発されました。このサービスは、学校と契約したカメラマンが日常の授業風景や休み時間の様子を撮影し、そのデータを保護者がオンラインで購買できるようにしています。これによりカメラマンは安定した収入を確保でき、学校側は撮影費用の負担がなく、質の高い写真を提供できるという三方一両得の仕組みが実現しました。
倉田校長(小学校)からは、「このサービスのおかげで、子どもたちの日常の様子をしっかりと記録でき、保護者にも提供することができるようになり、大変助かっています」との声が届いています。
保護者の喜び
保護者からも大変好評で、「普段見られない子どもの表情に驚きました。特に給食当番の姿を見て涙が出ました」という感想が寄せられています。スクメモの導入により、保護者は日常生活を通じて子どもたちの成長を実感できるのです。
カメラマンを支援する意味
「スクメモ」は、PTA会長からの相談をきっかけに誕生しました。このサービスは、学校と保護者、カメラマンを繋ぎ、現場の問題を解決すべく設計されています。「学校撮影の収入が安定することで、今後もこの仕事を続けていけると感じています」と語るカメラマンは多く、実際に収入が倍増したという事例も耳にします。
スクメモ説明会の開催
2025年6月27日、千葉県船橋市において「スクメモ説明会」が開催されます。この説明会はフリーカメラマンや学校関係者、PTA関係者を対象にしたもので、スクメモの詳細や報酬の仕組み、さらには関東圏へのサービス拡大について説明が行われます。
参加申し込みは、株式会社DESERT STARのホームページにて承っており、興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
会社概要
株式会社DESERT STARは、映像制作業を手がけており、「普通の日々を記録すること」が私たちの使命です。今後も多くの家庭に幸福をもたらすサービスの拡大を目指していきます。