JACOB&CO. STORIES Vol.1:ブランドの原点
2022年4月に設立されたJACOB&CO. JAPAN(福田魁代表取締役)は、創業から3年目を迎え、ブランドの歴史を深く掘り下げる連載企画「JACOB&CO. STORIES」を開始しました。全24回にわたって、ブランドの成り立ちやパートナーシップ、現行コレクションの魅力を紹介する予定です。この連載は毎月第2・第4月曜日に公開されます。
ブランド創業までの物語
JACOB & CO.の創業者、ジェイコブ・アラボは、少年時代の夢から人生が始まりました。厳しい環境で育った彼の物語は、家族と共にアメリカに移住することを決意した父の背中に影響を受けています。彼らが求めたのは、限界を超えた希望でした。この移住が、将来のブランドの誕生への一歩となります。
アメリカに移った初期、ジェイコブは13歳の誕生日に父から贈られた時計と出会います。2つのタイムゾーンが表示され、内部には複雑な機械式ムーブメントが存在するその時計に魅了された彼は、時計職人としてのキャリアのスタートを切ります。
その後、ジェイコブは正規で働けない年齢にもかかわらず、年齢を偽りジュエリー工場で働き始め、貴重なスキルを身につけていきました。しかし、既製品に物足りなさを感じた彼は、自室での独自の制作活動へと進みます。母や姉たちのアクセサリーを修理した経験から、手先が器用になった彼の美意識は、ブランド哲学となって根付いていきました。
ブランド創設
1986年、ニューヨークで「JACOB & CO.」を設立。そこから彼のブランドは、ラグジュアリーと遊び心を兼ね備えたユニークなものとして広まっていきます。一般的な大量生産の製品とは異なり、それぞれが物語を持つ作品が生まれました。ジェイコブのスタイルと本物志向は、瞬く間にエンターテインメント業界のセレブリティに広がり、世界に名を知らしめました。
時計に対するジェイコブの情熱も、その後のジュエリーブランドとしての成功に影響を与えました。彼は13歳の頃に出会った時計への思いを胸に秘め、ジュエリーと時計を融合させる独自のスタイルへと挑戦し続けます。
この部分は、彼の人生における原体験からくるものであり、それがブランドの革新性へとつながる大きな要素にもなっています。
次回の予告
次回の【JACOB&CO. STORIES】Vol.2では、ブランドの黎明期における更なる展開を紹介します。今後もジェイコブ&コーの「不可能を可能にする」という姿勢に注目していきましょう。
JACOB & CO.について
1986年に設立されたこのブランドは、当初高級ジュエリーを中心に活動を開始し、2002年には時計業界にも進出しました。以来、有名なファイブタイムゾーンウォッチをはじめ、多くの革新を実現し続けています。また、現在はブガッティやクリスティアーノ・ロナウドとのパートナーシップを結び、業界の最先端で活躍しています。
ジェイコブ&コー銀座ブティック
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