東京工芸大学とスウェーデン学生による共同写真展
2025年10月21日から11月8日まで、東京工芸大学中野キャンパスで、スウェーデンのFotoskolan STHLMと協力した共同写真展が開催されることが決まりました。この特別な企画は、日本とスウェーデンの学生たちが互いの文化や芸術への感性をシェアし、共に学ぶための貴重なプラットフォームとなるものです。
プロジェクトの概要
本写真展は、東京工芸大学芸術学部写真学科の准教授、大和田良によるゼミに参加する10名の学生と、スウェーデンのストックホルムにあるFotoskolan STHLMの学生10名が共同で行います。展示会は、二つのテーマで構成されており、作品は中野キャンパスの異なる会場にて展示されます。
1.
Exhibition of Julia Hetta's workshop results では、スウェーデンの著名写真家であるJulia Hettaを招いたワークショップの成果を展示します。
2.
FLOWER / SHOWCASE では、両国の花をテーマにした作品が紹介されます。
「FLOWER / SHOWCASE」展の会期は2025年10月21日から11月8日までですが、「Exhibition of Julia Hetta's workshop results」は10月28日から11月8日までの期間で行われます。どちらの展示も無料で入場でき、多くの人々に新たな美の発見を提供します。
交流の過程
このプロジェクトは2025年6月に始まり、日本とスウェーデンの学生たちはオンラインでミーティングを重ね、写真展のテーマや表現方法について話し合ってきました。8月には、大和田准教授のゼミから8名の学生がストックホルムを訪れ、現地の学生たちと「FLOWER」と題した共同写真展を開催するという貴重な経験をしました。この活動を通じて、学生たちはスウェーデンの写真文化や表現方法について学び、国際的な視点を養いました。
スペシャルイベント
共同写真展の期間中には、スウェーデンの講演者やワークショップも行われ、特にスウェーデンの写真家、Julia Hetta氏の指導の下で、来日中の学生たちにも学びの機会が提供されます。また、Fotoskolan STHLMのMikael Cronwall氏による講演も予定されており、国際的な芸術交流が期待されています。
学生の活動から生まれるもの
大和田准教授は「学生たちがどのような視点や希望を持って写真に取り組むのかを探求し、両国間の文化的観点から共通点や相違点を見出すことが真の目的です」と語っています。今回は写真表現の枠を超え、多様な視点からアートを見る機会を提供することに注力しており、国際的な文化交流を通じて新たな芸術性の創出を目指しています。
開催情報
- - 企画展名:FLOWER / SHOWCASE
- - 会期:2025年10月21日(火)~11月8日(土)・日曜・祝日休館
- - 時間:10:00〜18:00
- - 会場:東京工芸大学中野キャンパス6号館ギャラリー
- - 企画展名:Exhibition of Julia Hetta's workshop results
- - 会期:2025年10月28日(火)〜11月8日(土)・日曜・祝日休館
- - 時間:10:00〜18:00
- - 会場:東京工芸大学中野キャンパス2号館メディアラウンジ
この共同写真展は、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社の協賛と、スウェーデン大使館からの後援を受けて実施されます。文化を超えた若者たちの表現がどのように現れるのか、多くの方々に見に来ていただきたいですね。