新決済提携の展開
2025-06-03 17:25:26

SBペイメントサービスとNomupayが資本業務提携で新たな決済ソリューションを展開

SBペイメントサービスとNomupayの資本業務提携



提携の背景と目的


SBペイメントサービス株式会社(SBPS)は、昨今の国際的なビジネス展開に伴い、決済ソリューションの強化を目指しています。特に、アジア市場における現地決済手段を提供することが急務とされており、そこにNomupayが登場しました。Nomupayは、アイルランドを拠点に、EUやアジア圏での決済プロダクトの提供を手掛けており、両社の提携が成り立つことで、双方にとって大きなメリットをもたらすことが期待されています。

SBPSは、約4,000万米ドルの出資を通じてNomupayの株式13.8%を取得し、業務協力を進める方針を採っています。これにより、両社は共同で営業活動やシステム連携を行い、加盟店が抱える国際的な課題に対して具体的なサポートが可能になります。

決済手段の拡充と加盟店の国際展開を後押し


提携により、SBPSの加盟店は世界中で自社の商品やサービスの決済を行うことができ、特にアジア市場でのビジネス拡大が見込まれます。現在、物理的な在庫を持たないデジタルコンテンツを取り扱う企業は、迅速に国際市場へと進出できる素地が整いました。

SBPSとNomupayは、単なる決済手段以上のサービスを提供することで、加盟店のビジネス成長をサポートします。具体的には、現地の市場状況の共有や事業に特化した提案を行い、包括的な支援を展開していく予定です。

パートナーの視点


SBPSの榛葉社長は、Nomupayの決済ソリューションを活用することで、アジア市場への顧客の進出を支援していく考えを示しています。「Nomupayは、アジアでの決済ニーズに応える信頼性の高い企業であり、我々の持つ技術力と専門知識を活かして、協力関係を深めていきたい」と榛葉氏は述べています。

また、NomupayのCEO、ピーター・バリッジ氏も「SBPSとの提携が正式に結ばれたことを非常に嬉しく思います。この提携により、アジア圏とその他地域の決済手段を効果的に提供できる基盤が整いました」とのコメントを寄せています。

SBペイメントサービスの成長と今後の展望


SBPSは、2004年に設立され、ソフトバンクグループの一員として急成長を遂げてきました。「Beyond Japan」の方針のもと、グローバルなキャッシュレス社会の実現に貢献することを目指しています。今後も、先進的な技術やデジタル決済に関する専門知識を駆使し、ユーザーにとってシームレスで質の高い決済体験を提供し続けることが期待されます。

Nomupayの事業展開


一方、Nomupayは国際的な決済サービスを提供するプロバイダーとして、EU・アジア圏での市場開拓を続けています。特に、多様な決済ニーズに応えることができるという点で高い柔軟性を持ち、アクワイアリング、送金、財務管理など、広範囲にわたるソリューションを取り揃えています。

この協業により、SBPSとNomupayのチームは、新たな価値を提供しながら市場の変化に対応し続けることでしょう。支払い手段の多様化が進む中、両社は共に高い目標を掲げ、国際的な決済エコシステムの発展に寄与していく姿勢を示しています。

まとめ


SBPSとNomupayの提携は、アジア市場における決済ソリューションの革新を加速させる重要な一歩です。これにより、日本国内の企業が国際的なビジネスを行う際のハードルが下がり、さらなる成長を促進する可能性が広がることでしょう。両社の協力関係が今後どのように発展していくのか、引き続き注目が集まります。


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会社情報

会社名
SBペイメントサービス株式会社
住所
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