マクニカ、アドバンテックとの新たな提携を発表
マクニカクラビスカンパニーは、業界で名高いアドバンテック社と新たに代理店契約を締結しました。この提携では、アドバンテック社の組込み用SoCボードの販売に特化し、顧客へのサービス強化を図ります。これにより、産業向けの各種ソリューションが一層充実することが期待されます。
組込み用SoCボードとは
アドバンテック社が提供する組込み用SoCボードは、主に業務用放送機器や産業機器、さらには制御・検査装置等の高度な画像処理を行うために設計されています。これらのボードは、ビデオコーデックなどのリファレンス・デザインを含むさまざまなリソースと共に、オペレーティングシステム(OS)や基本ソフトウェア(BSP)を提供するため、顧客は従来必要としていたソフトウェア開発にかかる膨大な時間と工数を大幅に削減できます。
マクニカの技術サポート
マクニカクラビスカンパニーは、これまでテキサスインスツルメンツ社との代理契約を通じて、組込みプロセッサに関する販売および技術サポートを行ってきました。これらの経験を生かし、アドバンテック社の製品に対するサポートも引き続き行っていきます。顧客に対し、スムーズな開発スタートを提供するため、技術的な知見を基盤にしたきめ細やかなサポートが展開される予定です。
アドバンテック社の成長と展望
アドバンテック社は、1983年に設立され、現在では世界21カ国92都市に展開するグローバル企業として知られています。組込み用ボードコンピュータや産業用マザーボードの販売だけでなく、顧客のニーズに応じた産業用コンピュータのBTOサービスや、要求仕様に基づく製品の設計から生産に至るまでのDMSビジネスも行っています。また、独DLoG社や英Innocore社との提携を通じて、ビジネスのさらなる拡大を目指しています。
今後の展望
今後、アドバンテック社はDSPやARM SoCのロードマップに合わせたボード製品の拡充を図っています。マクニカクラビスカンパニーとアドバンテック社の協力により、両社は顧客に対して革新的かつ効率的なソリューションを継続的に提供し、産業界に貢献していくことでしょう。
詳しい製品情報は、マクニカクラビスカンパニーの公式ウェブサイトやマクニカオンラインストアでご確認いただけます。特に、アドバンテック社の製品に興味がある方は下記リンクを参考にしてください。
この提携により、マクニカクラビスカンパニーは顧客に対する価値の提供を一層強化していきます。