ボックスチャーター、新たな小ロット輸送サービスを展開
ボックスチャーター株式会社(本社:東京都千代田区)は、持続可能な物流社会の実現を目指し、新商品「JITパレットチャーター便」を2024年11月11日(月)から提供開始します。この新サービスは、全国各地への小ロット輸送を可能にし、荷主の多様なニーズに応えることを目的としています。
1. 背景
物流業界では、「2024年問題」が大きな課題となっています。これに対処するため、政府は標準仕様パレットを用いた輸送プロセスを推進し、企業の生産性向上に向けた取り組みが求められています。ボックスチャーターはすでに全国で「JITBOXチャーター便」を展開しており、荷物の小ロット化に伴う新たな需要に対応する形で「JITパレットチャーター便」を発表しました。
この新サービスにより、ボックスチャーターの加盟運送会社が持つノウハウを活かし、より効率的な共同輸送が実現可能となります。これが持続可能な社会の構築につながることを期待しています。
2. JITパレットチャーター便の詳細
「JITパレットチャーター便」は、次のような仕様で提供されます。
- - 商品名称:JITパレットチャーター便
- - 販売単位:パレット1枚(1カ所集荷、1カ所納品)
(標準仕様パレットT11型を利用、原則として荷主準備)
- - 対象:法人のお客様(個人利用不可)
- - エリア:全国
- - 配達時間帯:9:00~18:00(3時間幅の指定が可能)
- - 運賃:パレット1枚単位
- - 補償限度額:500万円
- - 集荷・納品方法:パレットに積んだ状態でお預かりし、専用パネルで保護されたまま届けます。
- - 顧客向けオプション:時間指定、デパレタイズサービス、パレット返送サービスなど
また、耐久性に優れたポリカーボネート製の専用パネルを使用し、物流・保管ボックス「ダンカーゴ」を手がけるエーディエフ社と共同で開発されました。
3. お客様へのメリットと利用シーン
「JITパレットチャーター便」の利用により、荷物の破損や荷崩れを抑える輸送が実現します。専用パネルで保護された状態での配送が可能なので、以下のような荷物に最適です:
- - 段ボールの変形を避けたい商品
- - 傷や凹みが許されない医薬品や精密機器
- - 積み重ねが難しい大きな部品や素材
4. 今後の展望
ボックスチャーターは、運送会社の枠を超えた物流ネットワークを構築し、「2024年問題」の解決に向けた取り組みを加速させます。多くのお客様が「JITパレットチャーター便」を利用できるよう、引き続きサービスを拡充していく方針です。
お問い合わせ
ボックスチャーター株式会社
マーケティング担当
電話:03-6670-1100
メール:
[email protected]
ボックスチャーターは、ヤマトホールディングスや日本通運などの大手運送会社が出資した企業で、物流改革に向けて新たなチャレンジを続けています。