岡山大学の地域活動
2025-10-19 14:20:18

岡山大学の学生が井原市で地域課題を学ぶフィールドワークに参加

岡山大学と6大学による地域フィールドワーク



2025年9月24日から26日、岡山大学は井原市で全学共通科目「地域の未来デザイン(実践編)」を行い、同大学の9名と千葉大学、新潟大学、金沢大学、長崎大学、熊本大学から8名の学生が参加しました。このプログラムは、中山間地域が抱える人口減少問題を理解するため、実際の現場で地域住民の声を聞きながら学ぶことを目的としています。

地域の現状を学ぶ



初日は井原市の教育委員会から市の現状や人口減少対応策についての講義が行われ、その後、教育研究マネジメント領域の吉川幸准教授が指導し、学生たちは「聞き書き活動」に取り組みました。この活動では、地域の人々から聞き取った言葉をまとめることで、彼らの知恵や考え方を理解し、その背景にある文化や歴史を学びました。学生たちは、現場を訪れることでリアルな情報を得ることの重要性を実感しました。

市民との交流



プログラムの二日目には、地域の市民10人が協力者となり、学生たちが実際の聞き書き活動を行いました。全体での交流会も設けられ、得た情報を基に地域活性化に関する意見交換が行われました。学生たちは、このプロセスを通じて新たな気づきを得て、地域の問題に対する理解を深めたと言います。また、夜には「レゴ®シリアスプレイ®」を通じて抽象的な思考を可視化する活動が行われ、意見を言葉にする力も養われました。

高校生との討論



三日目には、井原市の教育長や市長への表敬訪問を行った後、県立井原高等学校の2年生との意見交換が行われました。高校生たちと大学生たちは、地域の魅力について話し合い、活発な議論を交わしました。大学生にアドバイスを求める高校生もおり、年度末の進路選択に向けた重要な経験となったようです。

学生の声



参加した学生たちは、過去と現在の地域の変遷について深く学ぶことで、未来に向かう若者たちの声を大切にすることの重要性を認識しました。「実際にその土地を歩き、人々の声を聴くことで、地域への理解が深まった」との声や、「地域の問題に対して自分が当事者意識を持つことが大切だと感じた」との感想が寄せられました。

このように、岡山大学は地域の課題に取り組む学生たちを育成し、地域の発展に寄与する取り組みを続けています。今後も岡山大学の活動に注目が集まります。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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