令和6年度日本語教育機関の認定結果が示す新たな展望

令和6年度日本語教育機関の認定結果



文部科学省は、日本語教育の質を担保するため、年に2回日本語教育機関の認定結果を発表しています。最近発表された令和6年度の第2回認定結果について、詳細をお伝えします。

1. 認定機関の概要



今回、令和6年度の認定では、合計48の日本語教育機関が申請を行いました。内訳は以下の通りです。
  • - 留学課程: 46機関
  • - 就労課程: 2機関
  • - 生活課程: 0機関

申請機関の種類に関しては、法務省告示機関が16機関、大学別科等が0機関、その他の機関が32機関という結果でした。

2. 認定された機関



この中で、日本語教育機関として認定を受けたのは19機関です。主な内訳は以下の通りです。
  • - 留学課程: 17機関
  • - 就労課程: 2機関
  • - 生活課程: 0機関

認定された機関の中には、法務省告示機関が5機関、大学別科等が0機関、その他が14機関となっています。特に留学課程における認定機関の数は、昨年度と比べても横ばいで推移しています。

3. 不認定および取下げ状況



不認定となった機関は一切なく、これは日本語教育の質が向上していることを示唆しています。しかし、審査中に途中で申請を取下げた機関は29機関存在しました。このことから、一定基準を満たすことの難しさが伺えます。

4. 過去の認定結果



認定結果は半年ごとに発表されており、過去の結果についてはPDF形式で資料が公開されています。これにより、どのような変遷があったのかを把握することが可能です。

5. 今後の展望



中央教育審議会生涯学習分科会日本語教育部会長も、教育機関の質向上にむけた所見を発表しています。今後、さらなる機関の質向上が期待される中、今この教育機関に期待が寄せられています。

6. お問い合わせ



本認定結果についての質問は、以下の窓口にて受け付けています。
  • - 総合教育政策局日本語教育課日本語教育機関室
  • - Email: [email protected]

この認定結果は、日本語教育の未来に向けた重要な指標であり、国内外の学生にとって大きな意義を持つものとなります。今後もより良い日本語教育環境を目指して、さらなる努力が求められます。

関連リンク

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