Inclusiveなファッション
2024-11-27 17:19:20

障害者が心地よく暮らすための新たな服が誕生!『オールライトDAY』開催

障害者が心地よく暮らすための新たな服が誕生!『オールライトDAY』開催



2024年11月8日と9日の2日間、フェリシモが主催する『オールライトDAY』が開催されました。このイベントは、フェリシモに設立された「オールライト研究所」が新たに提案するインクルーシブデザインの服の体験と試着の場です。特に片手で着用できる服や、裏表のないアイテムが特徴で、様々な人のニーズを反映した新しい衣原品が紹介されました。

「オールライト研究所」は、著者澤田智洋さんを中心に、障がい者がそのままで楽しむことを目的としたプロジェクトです。「そのままがいい、そのままでいい」という理念に基づき、新たなファッションアイテムが開発されています。このイベントでは、片手で着られるアウターや、裏表のないTシャツなど、具体的な商品が発表され、多くの人々が試着する機会が設けられました。

トークショーの模様



イベント初日には、トークショーが行われ、澤田智洋さんをはじめ、モデルの百武桃香さんや、車椅子ユーザーの木戸奏江さんが参加しました。彼らは自らの経験をもとに、障害者にとって実用的でありながらデザインも魅力的な服について語りました。

具体的には、片手での着脱が容易なアウターに関し、座った際にも美しいシルエットを保てる工夫が施されていることや、外見の美しさだけでなく機能性を兼ね備えている点が評価されました。話の中で、障がいのある方とない方の両方に配慮された工夫が話題となり、参加者たちは未来への期待を膨らませました。

実際の試着・体験



トークショーの後は、全参加者が新しいファッションアイテムを実際に試着できる時間が設けられ、会場は熱気に包まれました。片手で着られるアウターやスナップシャツ、使いやすいショルダーバッグなど、機能的かつデザイン性に優れた商品が会場に並びました。

  • - 片手で着られるアウター: 車椅子に座っても美しいシルエットを保ちつつ、機能的なデザインが好評。
  • - 片手で着るスナップシャツ: 着脱が簡単で、デザイン性も兼ね備えるアイテムとして注目を浴びました。特に袖口にゴムが入っていることで、着やすさも向上しています。
  • - ショルダーバッグ: ファスナーが使いやすく、一つの手で持ち運べる点が便利との意見が寄せられました。多くのポケットを持ち、用途に応じて使うことができるのも魅力です。

参加者の反響



参加者からは、イベントを通じて得た実体験や感想が多く寄せられ、今までの障害者向け衣類にはなかった新たな選択肢が提供され、ワクワクする思いが広がっています。また、一般の方からも関心が高まり、障害の有無にかかわらず多様性を楽しむことができる衣服の必要性が強調されました。今後も「オールライト研究所」は、インクルーシブデザインを進化させ、さらに多様なニーズに応える取り組みを続けていくことでしょう。

新たな挑戦と未来



「オールライト研究所」は、ただ衣服を提供するだけでなく、社会全体が障がいのある方々をサポートするための工夫を重ねていくことを目指しています。参加者は、「オールライトDAY」を通して、自分自身の声を表現し、また他者のニーズを理解する貴重な機会を得たと感じています。これからも、さまざまなファッションが、すべての人々に愛され、受け入れられる世界を目指していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社フェリシモ
住所
兵庫県神戸市中央区新港町7番1号
電話番号
078-325-5555

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