箱根ポーラ美術館が贈る『ゴッホ・インパクトデー』特別企画

ポーラ美術館での特別な一日、ゴッホ・インパクトデー

箱根の自然に囲まれたポーラ美術館が、11月22日（土）に「ゴッホ・インパクトデー」として、特別なイベントを企画しています。本展覧会は、フィンセント・ファン・ゴッホをテーマにした初めての展覧会として大成功を収めています。この日は、森村泰昌氏の講演とフィオナ・タン氏の映像作品《アセント》の特別上映が行われ、訪れる方々にとって忘れられない一日となることでしょう。

森村泰昌氏講演会「ゴッホになって、わかったこと」

森村泰昌氏の講演は、14:00から15:00まで開催されます。彼は歴史上の人物や芸術作品に扮したセルフ・ポートレートで広く知られており、1985年にはゴッホに扮装した自画像を初めて発表しました。この30年の間に、氏はゴッホの作品への理解を深め、特に日本における彼の受容史に関する洞察を持っています。講演への参加は定員90名で、事前の申し込みが必要です。

《アセント》上映会＆アフタートーク

同日の17:00からは、フィオナ・タン氏の《アセント》の上映会が行われます。この作品は、約4000枚の富士山をテーマにした写真で構成され、歴史的なイメージを77分間にわたり展開します。上映後には制作に関わった大坂直史氏とのアフタートークも設けられ、参加者は貴重なお話を伺える良い機会となります。上映会には定員50名が設定されていますので、早めの申し込みをお勧めします。