クラウドファンディングの新展開
2016-10-13 14:02:29

日本初の株式投資型クラウドファンディングサービス誕生の真実

日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスが誕生



2016年10月13日、株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」が、関東財務局から第一種少額電子募集取扱業者として登録が完了したことを発表しました。この新たなハブは、日本国内におけるベンチャー企業や中小企業の資金調達方法に革新をもたらします。

株式投資型クラウドファンディングとは?



株式投資型クラウドファンディングは、非上場の株式を通じて少額の資金を広く集める仕組みです。これまでの「購入型」や「寄付型」といったクラウドファンディングモデルに加え、株式型のモデルが追加され、企業の資金調達がインターネットを介して効率的に行えるようになりました。これにより、全国から多くの投資家が参加でき、特にベンチャー企業の資金調達が促進されることが期待されます。

成長を続けるクラウドファンディング市場



世界中でクラウドファンディングによる資金調達が盛んになり、総額は4兆円規模にまで達しています。日本国内においても、2015年度の市場規模は前年度比68.1%増の363億3,400万円に及ぶなど、急成長を見せています。これは、特に2015年5月から施行された改正金融商品取引法に基づく規制整備が背景にあります。この法律により、未上場企業が年に1億円未満の株式をインターネット上で募集することが合法化され、投資家は1社あたり最大50万円を出資できるという仕組みが導入されました。

中小企業支援への取り組み



日本クラウドキャピタルが目指すのは、中小・ベンチャー企業の成長支援です。日本には421万社の企業があり、そのうち99.7%が中小・ベンチャー企業です。つまり、これらの企業は日本の経済において重要な役割を果たしており、優れた技術やアイデアを抱えながらも存在感が薄い企業を支援することが、日本経済全体を活性化させる一助となります。

同社は、ベンチャー企業の情報を広く公開し、多くの人に共感を得られるようなプラットフォームを構築することで、企業と投資家の接点を生み出していきます。これにより、個人投資家が魅力的な企業に直接出資できる機会が提供され、資金循環が活性化されることが期待されます。

会社概要



  • - 会社名: 株式会社日本クラウドキャピタル
  • - 代表者: 柴原 祐喜/大浦 学
  • - 資本金: 6,000万円(資本準備金1,000万円含む)
  • - 設立: 2015年11月
  • - 所在地: 東京都品川区東五反田5-25-18 ENZO五反田6F
  • - 電話番号: 03-6721-6691
  • - FAX番号: 03-6721-6692
  • - URL: http://www.cloud-capital.co.jp/

このように、日本国内で初めての株式投資型クラウドファンディングサービスがスタートしたことで、ベンチャー企業は新たな資金調達の道を得て、今後の成長がますます期待されています。

会社情報

会社名
株式会社FUNDINNO
住所
東京都港区芝五丁目29番11号
電話番号
03-6721-6691

トピックス(経済)

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