新感覚の「常備果」誕生の背景
コロナ禍で多くの業界が影響を受ける中、特に農業セクターでは行き場を失った果物が増えました。このような状況を受け、ある企業が立ち上がりました。それが、「micca」と名づけられた新商品です。この商品は、ただの果物缶詰やコンポートとは異なり、果実本来の美味しさを活かした新たな「常備果」として開発されました。
商品の特徴
「micca」は、1,000個以上の国産果実を使用し、それを煮込むことで作られた果肉入りシロップです。全8種類のフレーバーがあり、シロップの中には果肉がたっぷり。飲むだけでなく、料理やスイーツにも使えるため、使い方は無限大です。コンセプトは「miccaと暮らす、365日」。
1. 飲む
国産果肉がたっぷり入ったシロップを紅茶や炭酸水と組み合わせるだけで、贅沢なカフェ風ドリンクが楽しめます。また、レモンやキウイの栄養素を活かしたデトックスウォーターの材料としてもおススメです。
2. 食べる
果肉はそのまま食べても良し、ヨーグルトやアイスにトッピングすれば、おしゃれなスイーツに早変わり。パンケーキやトーストに乗せれば、見た目も美しいデザートが完成します。そのため、主役としても脇役としても愛用できます。
3. 作る
お菓子づくりはもちろん、果物に含まれる酵素が肉を柔らかくする仕組みがあるので、料理にも最適です。果実の皮を丸ごと使用することにより、栄養素と旨味が料理に豊かな深みを加えます。
環境への配慮とクラウドファンディング
この「micca」の開発には、クラウドファンディングの「makuake」が関わっています。初日で目標を達成し、最終的には目標の452%に達する支援を受けました。このプロジェクトは、廃棄処分の危機にある果物たちを救うための重要な一歩となりました。
SNSでの人気
発売後、SNSでは「micca」を利用したアレンジレシピや「食べられるインテリア」としての利用が広まりました。ユーザーからは「映える」写真が続々投稿されており、贈り物やギフトとしても注目されています。
追加商品開発の動き
コロナ禍を契機に開発されたこの商品に続き、さらなる品種や派生商品の企画も進行中です。
商品概要
- - 商品の種類: 全8種(レモン、清美オレンジ、桃、はっさく、ゆず、梅、りんご、キウイ)
- - 価格: 1本1,280円(送料別、税込); 3本セット3,980円(送料込み、税込)
- - 販売先: 自社サイトや楽天市場、Amazon、PayPayモールなどで購入可能です。
まとめ
「micca」は、国産の果実を使い、日常生活に自然な美味しさを提供する新商品として、今後ますます注目されることでしょう。家での食事を豊かにし、多様な用途に応じて使えるこの新しいスタイルを、ぜひあなたも体験してみてください。