ごみ発見クエスト3
2024-12-09 10:31:24

海を守るための新たな挑戦「さっぽろごみ発見クエスト3」の魅力

札幌の街を美化する「さっぽろごみ発見クエスト3」


2024年11月15日から30日の間、札幌市中心部で「さっぽろごみ発見クエスト3」が開催され、地域の美化に向けた新たな試みが展開されました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として行われました。この取り組みは、参加者が指定されたアプリを利用して街中で見つけたごみの写真を投稿し、リワードとして飲食店で使えるコインを獲得するというもので、期間中に合計693人が参加しました。

イベントの目的と進行


「さっぽろごみ発見クエスト3」では、主に札幌市内のごみのホットスポットを特定し、町の美化につなげることが目的です。参加者は、アプリから「勇者」として登録し、街で発見したごみを投稿することで施工されるこのプロジェクトに参加しました。初日にアプリの先着300人の登録者を達成し、合計693人がイベントに参加しました。さらに、今年は新たに「伝説の蒼き砂箱」を導入し、過去数年間にわたって多くのごみが捨てられた場所を特定し、改善を目指しました。

伝説の蒼き砂箱とは


「伝説の蒼き砂箱」は、北海道の大沼教授とのコラボレーションによって実現したもので、市内の小学生が描いた海の生き物の絵でラッピングされています。砂箱は、地域の景観を良くするとともに、通行人に対しても環境意識を喚起する役割を果たしています。参加者はこの砂箱を見つけて中身をチェックし、その様子を投稿することでコインを獲得できる仕組みになっています。

投稿内容と成果


今回は、合計4348件のごみ投稿があり、多くの種類のごみが報告されました。その中にはたばこの吸い殻やペットボトルなど、日常的に目にするごみが含まれています。この取り組みを通じて、承認された砂箱へのごみの投棄や落書きの問題はほぼ発生せず、子どもたちの描いた絵が周囲の人々に規範を与える効果を果たしました。

参加者の声とコミュニティの反応


北海道大学の大沼教授は、「精神論だけではなく、行動科学を応用し、ポイ捨て削減に貢献できることを目指したい」と述べました。また、小学生たちも、「未来の海にこんな魚がいるかもしれないと思いながら描きました」とコメントしました。SNSでは、「街がきれいになってコインももらえる!」という声や、「市の清掃活動が素晴らしい」といった熱い反応もありました。

結論


今回の「さっぽろごみ発見クエスト3」は、地域の美化と海洋ごみ問題解決に向けた素晴らしい取り組みとして成功を収めました。ビジュアルアートとテクノロジーが融合したこのイベントは、今後も地域の人々に続けられることが期待されます。北海道海洋文化フォーラムは、「北の海をずっと美しく」を目指して今後も活動を続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
海と日本プロジェクト広報事務局
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

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