トロデルビが承認
2026-03-23 15:12:42
ギリアドがトロデルビの適応追加承認を取得、乳がん治療に新たな選択肢を提供
ギリアド、乳がん治療薬トロデルビの新たな適応追加承認を受ける
ギリアド・サイエンシズ株式会社が、化学療法歴のあるホルモン受容体陽性かつHER2陰性の乳がん治療薬トロデルビの適応を追加で承認されました。この承認は、手術不能または再発乳がん患者が対象となり、今後の治療選択肢の幅を広げるものとなります。
トロデルビについて
トロデルビ(一般名:サシツズマブゴビテカン)は、抗体薬物複合体(ADC)として開発され、TROP-2たんぱく質をターゲットにした治療薬です。特に、乳がんや肺がんでの高発現が確認されており、治療の選択肢として注目されています。この薬は、化学療法歴のあるHR+/HER2-乳がん患者に対して、新たなアプローチを提供することが期待されています。
適応追加承認の詳細
今回の承認は、化学療法歴があるホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能または再発乳がん患者を対象に、第III相試験(TROPiCS-02)、および国内の第I/II相試験(ASCENT-J02)の結果に基づいて行われました。特に、厳しい治療効果が求められる患者さんにとって、希望の光となる内容です。
京都大学の増田慎三教授は、この承認がもたらす意義について、「日本でもトロデルビが使用できるようになることは、内分泌療法に耐性を示す患者にとっての朗報です」と述べています。
海外での利用状況
トロデルビは、すでに海外の50以上の国で承認され、多くの患者に使用されています。おそらく日本での承認が行われたことで、薬の入手がより容易になり、治療を受ける患者に対する選択肢が広がることが期待されます。
治療の効果と安全性
TROPiCS-02試験では、HR+/HER2-の手術不能な局所進行または転移・再発乳がん患者543名を対象に、トロデルビと医師選択治療の有効性および安全性を比較しました。結果、無増悪生存期間が統計学的に有意に延長され、その効果が示されました。また、副作用についても突合していますが、主な副作用は好中球減少症や下痢、悪心などであり、注意が必要です。
将来の展望
ギリアド・サイエンシズのCEO、ケネット・ブライスティングは、「トロデルビの適応追加は、まさに患者への約束です。今後も必要としている方々に届くよう、医療従事者との連携を強化していきます」とコメントしています。
トロデルビは、今後の乳がん治療に革新的な新薬として、大いに期待されています。患者さん、医療関係者の双方がこの重要な進展に注目しています。
会社情報
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ギリアド・サイエンシズ
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