手にもマスクを!「TEMASK」の誕生
新型コロナウイルスの影響が続く中、感染予防に役立つ製品が求められています。そんな中、久留米の老舗メーカー「株式会社イナバ」とデザイン会社「株式会社サンカクキカク」が共同開発した手ぶくろ「TEMASK」が注目を集めています。この手ぶくろは、長年の技術を結集し、特別な編み方で作られたもので、銀の糸を使用しています。
関与する企業へ
「自分たちの技術を社会に役立てたい」との強い思いから、このプロジェクトは始まりました。コロナ禍に伴う非常事態宣言が出される中、東京・福岡・久留米をテレワークで結び、試作を繰り返しながら迅速に製品化を目指しました。
特徴と効果
「TEMASK」では、通気性を確保した「手袋の下着(インナー手袋)」を基盤にしており、10年以上かけて培ったノウハウが活かされています。この手ぶくろは、特殊な製法によりなめらかな肌触りとストレッチ性を実現。さらに、使用されている銀の糸は繊維の表面の99.9%が銀で覆われており、一般的な銀を含む繊維とは明らかに異なる量が使用されています。
デザインと使い勝手
「TEMASK」は、普段の通勤や仕事中、あるいは買い物の際にも違和感なく身に着けられるスマートなデザインを採用。着用したままでもパソコン操作やスマートフォン操作が可能で、使い勝手が非常に良いことが特長です。また、サイズ展開も充実しており、子供用のSサイズから大人用のLLサイズまでの4サイズが用意されているため、家族全員で利用することができます。
国内生産の強み
「TEMASK」は、福岡県で昭和35年に創業し、3代続く老舗軍手メーカー「株式会社イナバ」によって製造されています。この企業は、企画、製造、発送を自社内で行っており、そこにこだわりがあります。銀の糸と綿糸を撚るところから始まり、理想の手ぶくろを仕上げるまで、一貫した品質管理がなされています。
クラウドファンディングへの参加
新型手ぶくろ「TEMASK」は、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」での支援を募っています。実施期間は2020年6月22日までで、詳細は
こちらから確認できます。支援を通じて、多くの人にこの魅力的な製品を届ける手助けができるかもしれません。
結論
新しい生活様式に適応した「TEMASK」は、感染予防の観点からも、快適な使用感を提供してくれる画期的なアイテムです。この製品の普及によって、さらなる健康意識が高まることが期待されます。