小倉織の魅力発信
2021-08-30 17:00:03
プレミアホテル門司港、小倉織の魅力を全国に発信する試み
プレミアホテル門司港、伝統的な小倉織の普及に尽力
福岡県北九州市に位置するプレミアホテル門司港では、地域の文化と伝統を発信するために、小倉織を中心としたイベントを開催しています。このイベントは、訪れる観光客にだけでなく、全国に小倉織の魅力を広める取り組みとして注目を集めています。
美術館のようなエントランス
プレミアホテル門司港のメインエントランスは、著名な建築家アルド・ロッシによって設計されたもので、20世紀を代表するデザインでもあります。ここで展示される「小倉 縞縞 SDGs」は、SDGsの17の目標を表現した丈高5メートルのアート作品です。小倉織特有のたて縞を用い、再生ポリエステル糸を使ったサステイナブルなアプローチを取り入れています。
コレクション展の開催
門司港は、毎年200万人以上の観光客が訪れる港町リゾートとして知られています。プレミアホテル門司港では、この地域の伝統的な織物を日本全国に広めるという目的で、「小倉織コレクション展」を企画しました。この催しでは、宿泊客にアンケートを配布し、その回答者から抽選で小倉織の賞品が当たる企画が行われ、初回の展覧会では1,700名を超える応募がありました。
展示品には「縞縞抗菌消臭箱マスク」や「ハンカチ」、「名刺入れ」など多様な製品が並び、全てのお客様が手に取ってご覧になることができます。このような販促活動は、地域の織物を日常生活の中に取り入れてもらうことを目指しており、観光客への良いお土産にもなっています。
新しい制服の展開
また、プレミアホテル門司港では、従業員の新たな夏制服に小倉織のデザインを採用しています。これは、地域との一体感を醸成する試みの一環で、スタッフが着るシャツに小倉織を取り入れることで、観光客への地域の魅力を伝えています。職位別に異なる2色が使用され、海の色を表現するライトブルーとネイビーブルーのバランスが特長です。
築城弥央氏の情熱
このコレクション展の企画には、築城弥央氏が深く関わっています。彼女は小倉織ブランド「小倉 縞縞」の専務取締役であり、家族でプレミアホテル門司港に宿泊した思い出を大切にしながら、地元の伝統織物を次世代に継承するために尽力しています。彼女は小倉織の特長を継承しつつ、現代のライフスタイルに合うデザインの普及を目指しています。
おわりに
プレミアホテル門司港で行われる小倉織の展覧会や取り組みは、地域の文化を発信するための重要なステップであり、多くの観光客に愛される施設を目指すものです。小倉織の魅力を感じることで、訪れた人々の心にも深く刻まれることでしょう。ぜひ、門司港を訪れた際は、その伝統的な美しさに触れ、サステイナブルな未来に向けた小倉織の新たな挑戦を見守っていただきたいと思います。
会社情報
- 会社名
-
株式会社プレミア門司港ホテルマネジメント
- 住所
- 福岡県北九州市門司区港町9番11号
- 電話番号
-
093-321-1111