テキサス州ダラスで誕生する新たな住宅プロジェクト
野村不動産株式会社は、住友林業株式会社の連結子会社であるJPIグループと共に、テキサス州ダラスで新たな賃貸集合住宅「Jefferson Morningstar」の開発に取り組みます。このプロジェクトは、米国での活動が3件目となり、ダラスへの進出は初めての試みです。
テキサス州ダラスの魅力
ダラスは、ビジネス環境が整備されている都市で、新たな企業が移転する影響で人口が増加しています。この成長は今後も続くと予測されており、「Jefferson Morningstar」はその中心に位置することになります。この物件は、各種商業施設から車でのアクセスが良好であり、また全米第2位の旅客数を誇るダラス・フォートワース空港までの距離も近く、好立地の特長を持っています。
物件の詳細
本プロジェクトの規模は地上4階建てで、総戸数は373戸を予定しています。賃貸床面積は約30,000㎡に上り、住民にとっての快適な居住空間を提供することに重きを置いています。共用施設にはプールやバーベキューエリア、ジム、さらにはドッグランも設けられる予定です。
開発スケジュール
- - 着工予定: 2025年1月
- - 竣工予定: 2027年
このプロジェクトを手掛けるのは、JPIグループです。彼らはダラスにおいて豊富な開発実績を持ち、土地売主との共同出資により特別目的会社 (SPC) が設立され、開発が進められます。また、住友林業の100%子会社である住友林業アセットマネジメントも参画し、プロジェクトの推進をサポートします。
進行中のプロジェクト
加えて、野村不動産は2024年8月に経営参画する計画も発表しています。ジョージア州アトランタに位置する「Junction at Vinings」では、全35棟、総戸数360戸の既存賃貸集合住宅が新たにプロジェクトをスタート。リノベーションを行い、入居者のニーズに応える形で物件の価値を向上させる予定です。これにより、米国南部エリアでの業務を一層強化すると共に、住民にとって魅力的な住空間を提供していきます。
まとめ
ダラスでの「Jefferson Morningstar」プロジェクトは、今後の米国南部におけるビジネス戦略の重要な一環となるでしょう。高い利便性を誇るこの地域で、新たな生活空間がどのように展開され、地域の成長に寄与するのか、期待が高まります。