実践的デザイン教育推進
2025-10-02 12:02:59

フォーデジットとアサンプション大学が教育プログラムを締結。実践的なデザイン人材育成を推進

フォーデジットとアサンプション大学が覚書締結



2025年9月30日、東京都港区の株式会社フォーデジットは、タイのアサンプション大学との間で協働に関する覚書(MOU)を結び、調印式を執り行いました。この覚書の主な目的は、学びと実務トレーニングの融合を図りながら、学生に実践的なスキルを身につける機会を提供することです。また、大学と企業の間の知識交流や連携を強化し、さらなる成長を目指すものです。フォーデジットは、サービスデザインに特化した教育プログラムを提供し、実践的な育成に取り組んでいます。

調印式の概要


調印式では、アサンプション大学の教授陣メンバーを中心に約40名が出席しました。式は約2時間にわたり、学部長のスピーチでビジョンの共有がなされ、その後、フォーデジット側から協力体制と今後の展望についての説明がありました。関係者の熱意が伝わる中で、両者の絆が深まった瞬間でした。

タイでの実践的サービスデザイン教育


フォーデジットは、アジア圏を中心に事業を展開しており、サービスデザインに関する経験を活かした人材育成を進めています。特に、2024年12月からは、タイの国立大学であるキングモンクット工科大学トンブリ校や泰日工業大学で実施される短期講座が始まります。このプログラムには既に77名の学生が参加しており、多くの大学で単位認定も行われている実績があります。アサンプション大学との合意は、さらなる展開の第一歩であり、第一回のプログラムは2025年12月に予定されているとのことです。

教育の背景と必要性


タイを含む東南アジアはデジタル経済が著しく進展しており、実践的なデザインに関するスキルを持つ人材が不足しています。教育現場においても、そのギャップが明らかになっており、企業が求める即戦力となる人材の育成が急務です。このような状況を受けて、フォーデジットは教育課題を解決するための手段として、アサンプション大学との提携を選びました。

フォーデジットの取り組み


フォーデジットは、サービスデザイン、ブランディング、顧客体験デザインなど幅広い分野におけるトレーニングを提供しています。沖縄では地域課題の解決とデジタルデザインに関する人材育成を組み合わせたプロジェクトにも取り組んでおり、様々なリアルなニーズに応じた教育を展開しています。特にタイにおいては、企業が抱える優秀な人材の採用と育成コストを削減するために、教育プログラムの質を高めていくことを目指しています。

アサンプション大学について


アサンプション大学は、タイで長年にわたり教育活動を行っている私立大学で、聖ガブリエル修道会が運営しています。全ての講義を英語で行うことに特徴があり、多様性と国際性のある教育環境が整っています。経済成長が続くタイにおいて、アサンプション大学は学生にとっては魅力ある学びの場であり続けています。

まとめ


フォーデジットとアサンプション大学の協働は、両者にとって重要な一歩となります。実践的な教育プログラムの導入によって、若い人材がサービスデザインに関するスキルを高め、企業のニーズを満たすことが期待されます。この新たな取り組みが、未来のデザイナーを育てる大きな起点となることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社フォーデジット
住所
東京都港区赤坂8-5-32田中駒ビル2/3F
電話番号

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