フランス発の新鋭グラスブランド『シドニオス』が日本初上陸！美味しさを極めるワイングラスの魅力とは

フランス発の新鋭ワイングラスブランド『シドニオス』日本初上陸

フランスの高級ワイン文化を支える新興ブランド『シドニオス』。2018年に誕生したこのグラスメーカーは、すでに世界各国のソムリエやワイナリーから注目を集め、愛用されています。このたび、日本に初上陸し、9月15日より一般販売が始まります。

一流ワイナリーに選ばれる理由

シドニオスは、2019年4月にフランス・ボルドーで開催された大規模なテイスティングイベントで、その名を一躍知らしめました。このイベントでは、ボルドーの名だたる「メドック格付けシャトー」のうち、実に40社がシドニオスのグラスを使用してワインのテイスティングを行いました。世界中から集まるバイヤーやワイン評論家たちが新しいワインの品質を評価する場でも、シドニオスの存在感は際立っていました。

業界の権威であるイギリスのワイン専門誌『Decanter』も、この事実を取り上げ、シドニオスの設立者へのインタビュー特集が組まれるほどの反響がありました。また、スパークリングワインの聖地シャンパーニュでも、100以上のワイナリーがこのブランドのグラスを採用しています。

追求されたグラスの美味しさ

シドニオスのグラスの特長は、その薄さと軽さにあります。たった100g以下の軽量設計により、持つことすら忘れてしまうほどの存在感です。リム部分は薄く滑らかで、まるでワインがグラスの表面に触れているかのような感覚をもたらします。そのため、シドニオスのグラスは「invisible glass」と呼ばれることもあります。

さらに、シドニオスのグラスがワイン本来の味わいを引き出せる秘密は、ボルドー大学との共同研究によって発見された「黄金比」にあります。この黄金比は、ボウルの高さ、最大径、リムの直径の3つの比率を調整することで、ワインの香りや味に劇的な変化をもたらします。シドニオスは、この研究を元に100名以上のプロフェッショナルなテイスターを招いて行った厳選なセッションを通じて、最適な設計を確立しています。

ハンドメイドにこだわる製造プロセス

シドニオスのグラスやデキャンタはすべて、チェコ・ボヘミア地方の熟練職人によって手作業で生産されています。無鉛クリスタルガラスを使用し、そのため長期間使用しても劣化せず、常にクリアで美しい輝きを保つことができます。

日本ではオンラインショップ『ヴィノラック』にて販売が行われ、ルニヴェルセル、レステット、ル・スブティルなど計3種類のワイングラスが取り扱われます。それぞれのグラスは特定のワインスタイルに最適化されており、スパークリングワインやブルゴーニュワインまで、その特性を引き出すことに特化しています。価格は2脚入りが14,000円（税別）、6脚入りが36,000円（税別）となっています。