JIMAが目指すインハウスマーケティングの未来
2026年10月27日、インハウスマーケティング推進団体「JIMA(Japan In-House Marketing Alliance)」が設立されました。この団体の発起人には、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の中川典宜氏、楽天グループの佐野櫻子氏、そしてストラクチャー&シグナルズの杉原剛氏、イルグルムの岩田進氏が名を連ねています。JIMAの設立は、今後の企業のマーケティングの在り方に大きな影響を与えると期待されています。
JIMA設立の背景
近年、インハウスマーケティングの重要性が高まる中、多くの企業が直面しているのは、経営層の理解不足や人材の採用・育成の課題です。また、企業はさまざまなメディアやテクノロジーからの情報を入手する機会が限られ、広告代理店を介する機会が多くなります。このため、企業同士がダイレクトに実践知や最新情報を共有する場が不足しているのが現状です。このような課題解決のために、JIMAが誕生しました。
目指すインハウスマーケティングの姿
JIMAが望むインハウスマーケティングは、単なる完全な内製化ではありません。企業各自がデータやノウハウを活用し、自らの意思決定力を高めながら、必要な領域から段階的にインハウス化を図ることが求められています。外部パートナーとの適切な協力関係を維持しつつ、日本の企業全体のマーケティング力を向上させることがJIMAの大きな目標です。
JIMAの具体的な活動内容
JIMAでは、以下のような活動を通じて情報共有や知見の発信を行っていきます:
1.
勉強会の開催:事業会社や専門家、媒体社、テクノロジーベンダー等による勉強会を通じて、実務に役立つ知見や最新情報を広めます。
2.
分科会の実施:組織・体制や人材育成、データ活用など、様々なテーマで分科会を設け、参加各社による意見交換を進めます。
3.
業界発信の強化:調査やイベントを通じて、集まった知見や事例を業界全体に広く発信します。
代表者陣のコメント
金田典宜氏(代表幹事)は、マーケティング環境が急速に変化している中、企業自身が積極的にデータや知識を蓄積し、マーケティングを進化させ続ける必要があると語ります。サノ氏もまた、楽天の経験をもとに、JIMAを通じて企業同士の学び合いが重要だと強調しています。
杉原剛氏は、マーケティングの主権を企業が持つことの重要性を説き、AI時代においても、意思決定には人間の理解が必須であると述べています。
今後の見通しと参加募集
JIMAの活動は今後さらに充実していく見込みで、第1回の勉強会の開催や、日本企業におけるインハウスマーケティングの実態調査が予定されています。各企業が共に参加して学び、成長しあえる場としての機能を果たしていくことでしょう。参加企業についての詳細は、JIMA公式サイトにて随時情報を発信していきます。
JIMA概要
- - 団体名:JIMA(Japan In-House Marketing Alliance)
- - 設立日:2026年10月27日
- - 代表幹事:中川典宜(ソニーネットワークコミュニケーションズ代表取締役執行役員社長)
- - オフィシャルサイト:JIMA公式サイト
情報技術の進化と共に、企業が進化を続けるための支援を行うJIMAに今後も注目です。