建築模型で学ぶ家づくりのワークショップ!土地から間取りまで実践的に体験
東京都品川区にあるWHAT MUSEUMの建築倉庫では、家づくりを始める方を対象にしたワークショップ「模型で考える 土地から間取りまで」が開催されます。2024年10月から12月にかけて全4回開催されるこのワークショップは、建築模型を通して、土地の制約条件や間取り、家具のレイアウトなど、家づくりの基礎を学ぶことができます。
WHAT MUSEUMの建築倉庫は、建築家や建築事務所から預かった600点以上の建築模型を保管しています。これらの模型の一部を公開するとともに、建築文化の普及活動にも力を入れています。今回のワークショップは、建築倉庫初の家づくりに特化したプログラムです。
建築模型を通して家づくりの実践的な知識を習得
建築模型は、実物大の建物を縮小した模型で、全体像や空間の配置を直感的に理解できる重要なツールです。平面図や文字情報だけでは理解しにくい、建物と環境の関係や空間性を感じ取ることができます。
このワークショップでは、建築家・田中正洋氏と建築倉庫ディレクターの近藤以久恵氏が講師を務め、模型を使った実践的なレクチャーを行います。全4回のワークショップを通して、土地の活用方法、窓の配置、間取り、家具のレイアウトなど、家づくりの具体的なテーマを掘り下げていきます。
ワークショップの内容
第1回:2024年10月19日(土)「模型で知ろう!土地の制約条件」
建築基準法や隣地との関係など、土地に関する制約条件を模型を用いて視覚的に理解します。
第2回:2024年11月9日(土)「模型で知ろう!土地のポテンシャル」
土地の長所を最大限に引き出す方法を学びます。模型に手すりやバルコニー、庭、窓などを配置することで、土地のポテンシャルを理解することができます。
第3回:2024年11月30日(土)「模型で知ろう!自由な間取り」
模型を使って立体的に間取りを考えることで、空間の豊かさや可能性を発見できます。
第4回:2024年12月21日(土)「模型で知ろう!部屋の使い方」
家具や設備、人を模型に配置し、スケール感をつかみながら、ライフスタイルに合った部屋の使い方を考えます。
講師紹介
田中正洋氏
行為資源開発一級建築士事務所代表。RENO OIL WORKSHOP COMMUNICATIONSのメンバーとして、身の回りの素材を塗料にする活動も行っています。昨年より建築倉庫チームと一緒に建築模型ワークショップを企画&開催しています。
近藤以久恵氏
WHAT MUSEUM 建築倉庫ディレクター。建築設計と並行して、建築領域の可能性を拓く学びの場にも携わっています。
ワークショップ概要
企画名:家づくりをはじめる人のための建築模型ワークショップ「模型で考える 土地から間取りまで」
開催日時:全4回、各回13:30~16:30(予定)
募集期間:2024年7月1日(月)10:00~
募集人数:10組(先着順)
参加費:36,000円(税込)
会場:WHAT MUSEUM(〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
* 主催・企画:WHAT MUSEUM 建築倉庫
建築模型を通して理想の住まいを実現するためのヒントを見つけよう
このワークショップは、家づくりを始める方が、土地の制約条件や間取り、家具のレイアウトなど、様々な要素を立体的に理解することで、自分たちの理想の住まいを実現するためのヒントを得られる貴重な機会です。建築模型を通して、家づくりの基礎を学び、具体的なイメージを掴むことで、より充実した家づくりを進めることができるでしょう。