谷沢製作所が初の海外拠点にグローバルERPを採用し国際展開を加速

谷沢製作所、初の海外拠点設立

株式会社谷沢製作所が、このたびインドネシアに初の海外拠点を設立しました。安全と快適さを追求し、産業用ヘルメットのリーダーとして名を馳せる谷沢製作所にとって、初の海外進出は新たな挑戦となります。今回の拠点設立に際し、彼らは株式会社マルチブックが提供するグローバルクラウドERP「multibook」を基幹システムとして採用しました。

谷沢製作所の背景

谷沢製作所は90年以上の歴史を持つ企業で、日本初のヘルメットを開発して以来、安全具の製造分野で著名です。彼らは高性能な安全帽や各種保護具を展開し、国内外でその品質が高く評価されています。また、単なる製品を超え、安全教育や職場環境改善の提案を行うことで、労働環境全体の改善にも寄与しています。

彼らの製品は、産業用安全衛生保護具のみならず、自転車用ヘルメットや防災製品など多岐にわたります。このように、谷沢製作所は安全を担保する「人の命を守る」企業としての役割を果たしています。

海外展開のための「multibook」採用

海外事業を展開するにあたって、谷沢製作所は資源が限られる初期段階での経営基盤の整備がカギとなることを認識しています。そのため、彼らは「multibook」というシステムを選択しました。具体的な理由としては以下の4点が挙げられます。

1. 導入実績: 「multibook」はインドネシアでの導入実績があり、現地特有の税制や会計ルールに対応していること。
2. 多言語対応: システムがインドネシア語を含む12言語に対応しているため、現地スタッフや本社スタッフがそれぞれの母国語で利用できる点。
3. 迅速な導入: 短期間で現地営業体制を構築する必要があり、「multibook」はスピーディーな導入を可能にしたこと。
4. コスト効率: スモールスタートが可能で、適切な価格帯での導入が実現できること。

成長基盤の確立

谷沢製作所は今後、「multibook」を利用して拠点設立時から内部統制の強化や経営状況のリアルタイム把握を進めていく意向です。これは長期的な成長に向けた取り組みでもあり、他の海外拠点への展開も視野に入れています。

グローバルクラウドERP「multibook」について

「multibook」は、高速な導入、処理速度、解決力を追求したグローバルクラウドERPシステムで、導入実績が500社以上、33ヵ国に及びます。会計、ロジスティクス、固定資産管理など多様な機能を備えています。

彼らのシステムは、製造業だけでなく商社や飲食業など、多岐にわたる業種に対応しており、国際ビジネスを推進するための強力なツールといえます。