第二回「WELL-BEING TECHNOLOGY」展示会について
2025年1月29日(水)から31日(金)にかけて、東京ビッグサイトで開催される「WELL-BEING TECHNOLOGY(略称:ウェルテック)」展示会は、心と身体の健康をテーマにした新しい製品やサービスの数々が集結するイベントです。本展示会では、さまざまな分野の46社・団体が、48小間にわたるブースで自社の技術や製品を発表します。
ウェルビーイングな社会を目指して
「WELL-BEING TECHNOLOGY」は、ウェルビーイング社会の実現に向けて、業種や職種を超えた多様なビジネスプレイヤーの共創を促進することを目的としています。特に、この展示会では「ウェルビーイングにおける環境づくり」にフォーカスし、素材や空間デザイン、センシング技術、ロボティクスなど広範な分野の事業開発や製品開発、デザインに従事している方々のネットワーキングの場を提供します。
目玉製品とサービス
展示会の中でも特に注目されるのが、Yume Cloud Japanが展示する「マインドスケール」です。この製品は、AI分析技術を活用して脳疲労や自律神経のバランスを高精度で測定できる新機能を搭載しており、個々のユーザーに合わせた健康改善のアドバイスを提供します。また、名古屋工業大学によるコミュニケーションロボットの開発プロジェクトも大きな注目を集めています。このAIとアバターロボットは、高齢者との円滑な対話を実現することを目指しています。
さらに、遺伝子検査サービスを提供するKEAN Healthや、素材の質感を数値化する感性AIなど、多彩なサービスが展示されます。これらの製品は、健康なライフスタイルの実現を支援し、個々の生活の質を向上させる役割を果たします。
スペシャルセミナーとネットワーキングイベント
展示会期間中には、ウェルビーイング研究の第一人者、慶應義塾大学大学院の前野隆司教授によるセミナーが行われます。また、ISOに関する講演や多様な講演者を招いたディスカッションも予定されており、最新のトレンドを直接学ぶ貴重な機会です。1月30日には、業界関係者とのネットワーキングパーティーも開催され、新たなビジネスチャンスを探る場としても利用できます。
ダイバーシティとインクルージョンの視点
本展示会では、「超福祉特設展示コーナー」が設けられ、障害者と共創を図るプロダクトやサービスが紹介されます。このコーナーでは、視覚障害者用の歩行テープを床に貼ることで、より多くの来場者が安心して会場を周ることができるような環境づくりが試みられます。
様々なニーズに応える展示
「WELL-BEING TECHNOLOGY」は、心と身体を豊かにするための技術とサービスが集結する場所です。多様な分野の製品やサービスが一堂に会するこの機会を通じて、新たな健康づくりのアイデアやインスピレーションを見つけてみてはいかがでしょうか。興味深いセミナーやネットワーキングイベントもあるため、ぜひご参加ください。
開催情報
- - 名称: WELL-BEING TECHNOLOGY(略称:ウェルテック)
- - 日時: 2025年1月29日(水) - 31日(金)
- - 場所: 東京ビッグサイト東5・6ホール
- - 入場: 無料(事前来場登録制)
詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。