ロックの祭典
2011-02-22 21:00:01
臼田あさ美が魅せたロックの祭典「スペチャ!るギグ2」が大成功!
2月18日、東京都江東区のZepp Tokyoで行われた「スペチャ!るギグ2 ~あさ美ふたたびロックナイト~」は、3,000人のオーディエンスを迎えて大盛況のうちに幕を閉じた。本イベントはスペースシャワーTVの人気番組「スペチャ!」から生まれ、VJの臼田あさ美がオーガナイザーとして、自身が心からリスペクトするアーティストを厳選して出演させている。
初開催となった昨年からの反響を受け、今回は会場の規模を拡大して行われた。イベントは18時に開場し、19時には本編がスタート。オープニングアクトにはThe SALOVERSが登場し、衝動的かつエネルギッシュなパフォーマンスで会場を盛り上げた。彼らのグルーヴィーな演奏に引き込まれたオーディエンスは、そのダイナミズムに圧倒された。
続いて登場したのは、当日のトップバッターDENのTHE BAWDIES。独特のロックンロール感とともに「I’M A LOVE MAN」を皮切りに、次々と定番曲を演奏。そこに、武井壮が乱入し、一層の盛り上がりを見せた。MCも息の合ったトークで、場内の空気を和ませ、観客を楽しませる。
続いて登場したのが清 竜人。他の出演者とは異なり、彼はシンプルなかつ優しいアレンジを用いて観客を包み込むようなパフォーマンスを披露した。彼の新曲「ボーイ・アンド・ガール・ラヴ・ソング」が初披露されると、観衆はそのメロディに耳を傾け、感情豊かに共感を寄せる姿が印象的だった。
そして、トリを飾ったくるりは、サポートメンバーを従えて圧巻の演奏を展開。最新作の曲を中心に織り交ぜながら、エキゾチックなサウンドとユーモアのある演出で観客を惹きつけた。そのフィナーレには感動の名曲「ロックンロール」が演奏され、場内には感慨深い雰囲気が漂った。
イベントの最後には臼田あさ美と「スペチャ!」のキャラクター・ぺっちゃんが登場し、観客や出演者への感謝の言葉を述べた。大いに盛り上がったこの夜の感動は、3月29日(火)に特番として放送される予定だ。
このように「スペチャ!るギグ2」は、ただのライブではなく、臼田あさ美の情熱とアーティストへのリスペクトを感じることのできる一夜となった。今年も様々なイベントが予定されている中、次回の開催が待ち遠しい。
TEXT:三宅正一
PHOTO:平沼久奈
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