魅力的なロンドンの新たなオフィスへ
ロンドンの心臓部である銘店や劇場に囲まれたエリアに位置する「125 Shaftesbury Avenue」が、三菱地所株式会社をはじめとする企業の手により改修計画をスタートしました。このプロジェクトは、オフィスビルの1982年からの経年を経た建物を刷新して、さらに魅力的な環境を提供します。
プロジェクトには三菱地所、東京建物、東光電気工事、芙蓉総合リース、EDGE Real Estateが参加し、信託銀行である三井住友信託銀行も協力しています。計画は、総事業費約550百万ポンド(おおよそ1,045億円)で、2026年夏に着工し、2028年後半には竣工予定です。
このオフィス改修においては、地上11階・地下1階を持つ既存のビルを基盤に、地上13階・地下1階への拡張を行い、延床面積を約22,862㎡から約33,487㎡へと増加させます。新たな設計により、約75%の躯体を再利用しつつ、エネルギー効率の良いオフィスを構築し、環境への配慮も重視しています。具体的には、再生可能エネルギーの導入や資材の再利用を行い、「BREEAM Outstanding」や「WELL Platinum」などの認証取得を目指しています。
地域とともに発展する新しい街の形
「125 Shaftesbury Avenue」の改修計画は、周辺地域の活性化を意図した設計が施されています。かつて繋がっていたOld Compton StreetとNew Compton Streetを結ぶ通路を新設し、これにより新しいコミュニティスペースが生まれ、訪れる人々に対して使いやすい空間を提供します。
このプロジェクトはただのオフィスビルではなく、文化や商業の交流点となることを目指しています。周囲には数多くのカフェやショップが存在し、多様な人々が行き交う活気あるエリアに生まれ変わります。また、商業施設の配置や地域貢献の取り組みも支援され、起業家向けのアフォーダブルオフィスなどが設けられる予定です。
進化する都市、サステナブルな未来
ロンドンの商業エリアにおいて競争力のあるオフィスとしての評価が高まる本プロジェクトは、ただ新たなビルを建てるのではなく、地域の価値を最大化することも重視しています。企業のビジョンとして、サステナブルな開発を実現し、地域社会に貢献することが共有されているのです。
特に、環境への配慮が求められる現代において、エネルギー効率を向上させる取り組みは不可欠です。日本企業がこのような国際的なプロジェクトに参画することは、今後の海外市場への広がりやサステナブルな関係構築の大きな一歩となります。
ロンドンの伝統と現代の調和を目指した「125 Shaftesbury Avenue」の大規模改修プロジェクトは、ビジネスだけでなく、地域の人々や文化にとっても重要なランドマークになることでしょう。改修後の完成を楽しみにしつつ、関係各所の成功を願っています。