JTOWERが新たな鉄塔シェアリング運用を開始
株式会社JTOWERは、この度NTTドコモから取得した通信鉄塔のシェアリング運用を静岡県で開始したことを発表しました。この取り組みは、通信インフラの効率的な運用と環境負荷の軽減を目指し、全ての携帯キャリアにとってメリットのあるものと期待されています。
JTOWERのシェアリング事業の背景
JTOWERは、2020年から本格的に屋外タワーシェアリング事業に参画しており、通信鉄塔の取得や運用に注力してきました。5G通信の需要が高まる中で、必要な通信鉄塔の数も増加しており、その対応として他社からの鉄塔の買収(カーブアウト)を進めています。2022年以降、NTTグループが保有する約7,700本の鉄塔を譲り受ける契約を結び、着実にシェアリング体制の構築を進めています。
今回の運用開始は、ドコモから取得した静岡県の鉄塔にて行われ、今後も他の鉄塔においてシェアリング運用を進める予定です。これにより、各通信事業者は設備投資や運用保守コストを削減するとともに、工事の回数削減に伴う環境への配慮が実現されます。
環境への配慮と社会的意義
タワーシェアリングの導入によって、通信インフラに対する新たなアプローチが生まれます。過去に設置された鉄塔の老朽化や災害対策に対しても、スムーズな運用が期待され、専門的な技術と知識を持つJTOWERの存在が重要です。これまでの通信業界におけるサステナビリティの観点からも、このシェアリング運用が評価されています。
JTOWERのビジョンと今後の展望
JTOWERは、国内初のインフラシェアリング企業として設立以来、通信とデジタル化に関わるさまざまな技術や知見を活かしてきました。今後も既存インフラの有効活用を進め、持続可能な社会の実現に貢献していく考えです。特に、2022年以降のさらなるシェアリング運用の拡大は、業界全体にポジティブな影響を与えるでしょう。
会社概要
- - 名称: 株式会社JTOWER(ジェイタワー)
- - 設立: 2012年6月
- - 所在地: 東京都港区南青山2-2-3
- - 代表取締役社長: 田中 敦史
- - URL: JTOWER公式サイト
JTOWERは今後とも、通信インフラの進化とともに、より良い社会の実現を目指していきます。