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小豆島・坂手港の新たな拠点「さかてらす」

2025年4月12日、小豆島・坂手港に新フェリーターミナル「さかてらす」が開業します。この施設は、観光と移住を支える重要な拠点となることを目的としており、ジャンボフェリー株式会社が主催したオープニング記念式典も予定されています。

「さかてらす」の特徴

「さかてらす」は、小豆島における新たな玄関口として設計されており、フェリーターミナル機能と移住体験施設を併せ持つ複合施設です。この施設では、移住希望者向けに宿泊設備が整備されているため、多くの方が小豆島の自然や文化を実際に体験できる環境が整っています。さらに、現代美術作家ヤノベケンジ氏の作品『SHIP’S CAT(Jumping)』も設置される予定で、瀬戸内国際芸術祭2025では特に注目を集めることが予想されています。

開業の背景

近年、神戸から小豆島を結ぶ航路は観光客の増加が見られ、また穏やかな環境が魅力的な小豆島は移住地としても人気を博しています。しかしながら、既存の港の設備はフェリー利用者の急増に追いつかないという課題があったため、坂手住民から新ターミナルの建設に対する要望が高まりました。この要望を受けて小豆島町が尽力した結果、移住体験施設も兼ね備えた「さかてらす」の開発が実現しました。

オープニング記念式典の詳細

オープニング記念式典は、2025年の4月12日（土）に開催されます。神戸発のフェリー「アオイ」は08:15に出航し、11:35に坂手港に到着する予定です。到着に際して、以下のようなイベントが行われます：

• - 地元苗羽小学校の吹奏楽部によるウェルカムミュージックの演奏。
• - 下船第1号の乗客には、坂手地区の子供たちと小豆島町の大江町長から花束と記念品が贈呈されます。
• - 下船するお客様には地元住民から記念品が手渡され、温かい歓迎がなされます。

さらに、記念式典では、参加者全員で紙テープを使った出航の見送りが行われる予定で、色とりどりのテープが空に舞う光景が演出されることでしょう。雨天の場合は中止となることがありますので、天気に注意が必要です。

おわりに

「さかてらす」の開業により、小豆島が新しい観光地としてさらに発展することが期待されます。また、移住希望者にとっても、この新拠点が生活の拠点となることでしょう。小豆島を訪れる多くの人々にとって、その魅力をじかに体験できる機会が増えることは確実です。これからの小豆島の未来がますます楽しみですね。

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