日本初の中型ビジネスジェット「Praetor600」の導入を発表したJBZ

日本初の中型ビジネスジェット「Praetor600」　導入決定

株式会社Japan Biz Aviation（以下、JBZ）は、2026年第1四半期に日本国内で初めて、Embraer社製の中型ビジネスジェット「Praetor600」を導入することを正式に発表しました。この新機体は、『JBZ共同所有スキーム』に基づいて運営され、同年の第3四半期からは国内及び国際チャーター運航も開始される計画です。

Praetor600の特長

この中型ビジネスジェット「Praetor600」は、以下の特長を備えています。

- 長距離運航性能: 日本国内全域をカバーし、東京（羽田・成田）からアジアの主要都市やホノルルへも直行便を提供可能です。
- 快適な搭乗環境: 最大で10名が搭乗できる広々としたラグジュアリーキャビンに、Wi-Fiが完備されており、快適な通信環境が整っています。
- 効率的な離陸・着陸性能: 短距離着陸が可能なスラストリバーサーやオートブレーキを装備し、利用可能な空港の選択肢を広げています。これにより、アクセスが難しい空港でも運航できる利点があります。

主要スペック

Praetor600の魅力をより具体的に知るために、いくつかの主要なスペックを見てみましょう。

- 最大巡航速度: 466kt（約863km/h）
- 最大航続距離: 4,018nm（7,441km）
- 最大搭乗者数: 2名の乗員と10名の搭乗者が可能。
- 機体寸法: 全長68.1ft（20.74m）、全高21ft（6.41m）

運航体制の拡充

JBZは「Praetor600」を導入することで、日本全国を結ぶ柔軟な運航体制を構築し、特に南北に長い日本の地理的な特性に対応する体制を整えます。また、アジア主要都市へも直行国際運航を行うことにより、新たな市場を開拓する狙いがあります。

これは、すでに運用中のHondaJetやBell429といった機体と合わせて、高度な運航ネットワークを形成する一環です。これにより、国内外の多様なニーズに応えることが期待されています。

今後の展望

JBZは今後も、安全性をさらに高めるとともに、乗客のニーズに応じた柔軟なサービスを展開していく方針です。お客様にとって、より快適で便利な空の旅を提供するために、創意工夫を凝らしていくことを誓っています。

また、今後の航空市場の進展に応じて、新たなテクノロジーの導入やサービスの充実にも取り組んでいく予定です。