川崎市制100周年記念 第133回川崎市定期能
川崎市の市制100周年を迎えるにあたり、記念すべき能楽公演『第133回川崎市定期能〜観世流銕仙会〜』が2024年11月16日に開催されます。この特別公演では、伝統的な能の魅力を感じることができるよう、さまざまなプログラムが用意されています。
公演の概要
今回の公演では、能「鶴亀」と「一角仙人」をはじめ、狂言も含めた多彩な演目がラインアップ。まずは、第1部での狂言「末広がり」と能「鶴亀」が上演されます。続いて第2部では、狂言「蝸牛」と能「一角仙人」が披露される予定です。それぞれの作品が持つ深い意味や美しい舞を楽しむことができます。
特に注目すべきは、川崎市民文化大使としても活躍する能楽師・鵜澤久氏が指導する「川崎子ども能楽教室」の子どもたちが、特別に子方として出演することです。彼らの純粋な演技は、観客に大きな感動を与えることでしょう。
定期能をより楽しむ事前講座
公演の数日前、11月9日には、能楽に関する事前講座が行われます。この講座では、能楽の基本や上演される演目の解説が行われ、質疑応答の時間も設けられています。定員は148名、参加は無料ですが、事前にチケットを購入した方のみが対象となるので、早めの申し込みが必要です。
チケット情報
公演日当日のチケットは、各席種に応じて価格が設定されています。正面席は4,500円、脇正面・中正面席は4,000円、そしてU25割引がある脇正面・中正面席は3,000円です。U25の方は、来場時に生年月日が確認できる身分証明書を持参する必要があります。全席指定で、税込み価格ですが、人気のある席は早めに売り切れる可能性があるため、事前の予約をお勧めします。
おすすめの観覧ポイント
川崎能楽堂では、多くの観覧者に楽しんでもらえるよう、客席の配置にも工夫が施されていますが、一部視界に障害がある場合もありますので、席の選択には余裕を持ってお考えください。また、能舞台の特長である屋根や白洲は存在しないため、よりオープンな雰囲気で能楽を鑑賞できます。
まとめ
川崎市制100周年を記念する『第133回川崎市定期能』は、能楽の魅力を再発見する絶好の機会です。子どもたちの初々しい演技にも心を奪われることでしょう。この公演を通じて、川崎市の文化に触れ、能楽の深い世界を体験してみてはいかがでしょうか。観覧の際には、ぜひ早めのチケット購入をお勧めいたします。
公式サイトでのチケット購入や詳しい情報も確認できますので、興味のある方はサイトをご覧ください。
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