東京インキグループ 2025年3月期決算発表
東京インキグループは、2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の決算短信を発表しました。今回の決算は、売上高が前期比6.6%増の468億円となり、営業利益も70.3%増の13億円を記録するなど、大幅な増益を実現しました。これにより、当期純利益も33.9%増の11.8億円と、好調な業績を示しています。
特に、製品販売価格の改定が功を奏し、企業の利益を大きく押し上げる要因となりました。配当については、中間配当が60円、期末配当が130円の合計190円を予定しており、前期に比べて実質的に110円の増配となる見込みです。
5月13日に発表された決算概要
今回の決算は、2025年5月13日に公表されました。この発表において強調されたのは、以下の主要業績です。
- - 売上高: 46,806百万円(前年比6.6%増)
- - 営業利益: 1,309百万円(前年比70.3%増)
- - 経常利益: 705百万円(前年比28.5%減)
- - 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,180百万円(前年比33.9%増)
昨年度は、創立100周年を記念した特別配当が実施されたため、持続的な配当の増加と成長が期待されます。
東京インキ株式会社について
東京インキ株式会社は1923年に設立された、100年の歴史を誇る総合色彩化学メーカーです。主要商品にはオフセットインキやグラビアインキ、インクジェットインク、さらには各種塗料や印刷用材料も含まれており、その製品ラインは多岐にわたります。
同社は、「伝える」「彩る」「守る」というパーパスを掲げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。さらに、プラスチック着色剤や機能剤といった化成品事業、各種資材を扱う加工品事業にも展開しており、今後のさらなる成長が期待されています。
経営基盤の強化
東京インキグループは、経営基盤の強化を目指しており、SDGs(持続可能な開発目標)に沿った事業運営を行っています。これにより環境への影響を抑えつつ、地域社会との共生を図る方針を打ち出しています。
さらなる成功を目指して
今後も東京インキ株式会社は、革新と成長を追求し、お客様の期待に応えていく所存です。特に、製品開発の面では、次世代の環境対応型ソリューションを展開することで、業界におけるリーダーシップを強化していく方針です。新たな挑戦に向けて、引き続き全力で取り組んでいく所存です。
2025年3月期の詳細な決算内容や補足資料は、公式Webサイト内のIR情報セクションで確認できます。
IR情報|東京インキ株式会社
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東京インキ株式会社の本社は、東京都北区王子一丁目に位置しており、西洋の色彩文化を背景に、日本国内外でその技術力を生かし続けています。