新たなベーカリーカフェ『TERRAS』の誕生
2023年9月11日、阪神本線出屋敷駅前に新たにオープンしたベーカリーカフェ『TERRAS』が、地域の憩いの場として注目を集めています。このカフェのコンセプトは「街を照らす」。代表の松本優賀氏は、20年以上にわたり尼崎市で事業を展開してきました。その中で、地域に貢献できる店を作りたいと考えるようになり、出屋敷での新しいベーカリーの構想が始まりました。
街に寄り添ったアイデアから生まれた『TERRAS』
松本氏は、幼少期に過ごした尼崎市への思い入れが強く、住民のニーズに応える「気分が上がるパン屋さん」を目指しました。特に主婦層や地域の事業者と意見交換を重ねた結果、「街を照らす」をテーマにしたバランスの取れたカフェが構想されました。パンを通じて、生活を豊かにし、地域全体の文化を高めることを目指しているのです。
こだわりの製品開発
『TERRAS』のパンは、大阪市の「モリパン工場」とのコラボレーションによって生まれました。モリパンの技術を取り入れたパンは、毎日新鮮な風味で提供されます。さらに、和食やイタリアンのシェフ、パティシエの協力もあり、多彩なパンメニューが揃っています。おしゃれで美味しいパンを楽しむことで、街の魅力を一層際立たせる狙いがあります。
自慢のコーヒーと共に
『TERRAS』では、コーヒーにも特別な工夫が施されています。兵庫県西宮市の「TAOCA COFFEE」、障がい者就労支援をしている「ACCEPT COFFEE」との共同開発から生まれたスペシャルティーコーヒー。これは、パンと相性抜群で、地域への貢献も意識した製品です。コーヒーを通じて、社会に寄与したいという松本氏の熱い思いが反映されています。
人気商品を楽しむ
グランドオープン初日には、「噂のクロワッサン」と「TERRASクリームパン」が注目を集めました。サクサク&フワフワのクロワッサンは、北海道産バターがたっぷり染み込み、贅沢な味わい。クリームパンはブリオッシュ生地に職人が手作りしたクリームをたっぷり挟み込んだ新感覚の一品です。
大盛況のオープン初日
オープン初日には、予想を超える来客があり、開店前から50人の行列ができました。夕方までに約2000個のパンが完売するなど、地域の方々にとって、待望のスポットとなったことが伺えます。
代表からのメッセージ
「人との繋がりを大切にし、街の幸福な時間を創出できるベーカリーとして、10年、20年先を見据えた存在であり続けたい」と松本氏は語ります。地域住民に愛される店舗として、これからの成長が楽しみです。
店舗情報
阪神出屋敷駅前にある『TERRAS』、ぜひ一度訪れてみてください。地域に愛される新たな憩いの場として、皆様を出迎えてくれることでしょう。