全国アルバイト・パート平均時給の動向
調査概要
株式会社フロッグが発表した「2026年5月度 アルバイト・パート 平均時給・求人数レポート」では、全国的なアルバイトおよびパートの平均時給が1,245円となったことが明らかになりました。この数値は前年同月から3.66%の増加を示しており、労働市場の賃金動向に注目が集まります。
本レポートは、求人メディア『マイナビバイト』『バイトル』『イーアイデム』からのデータを基に作成され、求人ビッグデータ分析ツール『HRogチャート』によって集計されています。ここでは、平均時給や求人数などの詳細な情報を紹介します。
平均時給の動き
5月の全国アルバイト・パートの平均時給は、前月比で1円の上昇、前年同月比で44円の上昇を示しました。これは、前月から0.08%、前年同月から3.66%の増加を意味します。 その数字からもアルバイト勤務の魅力が高まっていることが伺えます。
求人件数の変化
一方で、全国のアルバイト・パート求人数は494,967件に減少し、前月比で63,975件、前年同月比で82,674件の減少となっています。このデータは全体的な求人市場の縮小を示しているものの、平均時給の上昇がどのように影響するのかが鍵となるでしょう。
職種別の状況
職種別平均時給の伸び率を見てみると、1位はクリエイティブ(Web以外)で38円、増加率は3.01%。次いで、ホテルや旅館、ブライダルが25円の増加(2.01%)、営業や事務、企画、管理が23円の増加(1.74%)という結果でした。しかし、最も下落したのは映像やイベント、芸能、キャンペーンで、26円減少しました。
都道府県別の平均時給
また、都道府県別の平均時給では、新潟県と和歌山県がそれぞれ19円の増加でトップとなり、高知県も18円増加しました。対照的に、福島県、愛知県、広島県はそれぞれ減少が見られ、特に広島県は22円減少したことが注目です。
求人数の地域差
最後に、求人数の地域差ですが、全47都道府県で減少が見られ、特に神奈川県では13,397件の減少を記録しました。埼玉県や徳島県も大幅な減少となっており、地域によって求人の需要が異なることが強調されています。
まとめ
これらのデータは、労働市場の変動や経済全体に与える影響を理解するために非常に重要です。アルバイト・パートの平均時給が上昇傾向にある一方で、求人件数の減少は求職者にとっての新たな課題を浮き彫りにしています。今後の動向に注目し、企業や求職者の双方がどのようにこの状況に対応していくのかを見守りましょう。