DCシネマティック・ユニバースの魅力を探る
DCファンならずとも注目の一冊が、2025年6月5日(木)に発売される。『DC シネマティック・ユニバース』と題されるこの公式ビジュアルブックは、DCの実写作品の軌跡を80年以上にわたって詳細に解説する初の書籍として登場する。
歴史とともに振り返るDC実写作品
本書は、記憶に新しいクリストファー・リーヴ主演の『スーパーマン』から始まり、1941年に遡り、白黒テレビの時代から今日に至るまでの実写作品を網羅している。これまでに公開されたほぼすべてのDC作品が収録されており、ファンにとってたまらない内容となっている。
特に、最新作『アクアマン/失われた王国』までを扱っていることで、DCユニバースの進化を一望できる構成となっているのが特徴だ。各作品には、制作過程やキャストのインタビュー、意外な裏話が盛り込まれ、読者を飽きさせることがない。
貴重なトリビアとコンセプトアート
本書の最大の魅力は、ページをめくるたびに現れるトリビアや裏話だ。ファンが愛するあのシーンの裏側には、どんな秘話があったのか。どのようにしてキャラクターのデザインが決まったのか、設定が作られたのかなど、ここでしか出会えない貴重な情報が満載。特に、コンセプトアートは視覚的にも楽しめ、DCの世界観をさらに深く理解できる手助けとなる。
著者・監修者について
本書の著者には、映画評論家として名を馳せるニック・ジョーンズとステファン・ウィン・ヴィアツェクが名を連ねる。日本版の監修を務めるのは、アメコミ映画ライターとして著名な杉山すぴ豊氏。彼は東京コミコンや大阪コミコンのプロデューサーも務めており、現在のDCの魅力を的確に伝えることができる力を持っている。
書籍詳細
- - 書名: DC シネマティック・ユニバース
- - 著者: ニック・ジョーンズ、ステファン・ウィン・ヴィアツェク
- - 監修: 杉山すぴ豊
- - 発売日: 2025年6月5日(木)
- - 定価: 6,930円(税込)
- - ページ数: 256ページ
- - 仕様: 281×235×23mm
- - 発行元: 株式会社世界文化社
このビジュアルブックは、DCファン必見の内容といえるだろう。次々と公開されるDC作品の裏側を知ることで、その作品がより一層楽しめること間違いなしだ。新たな発見とともに、DCが描き出すヒーローたちの物語の奥深さを存分に堪能してほしい。