ティーンの韓国ブーム
2019-08-19 17:39:05
冷え込む日韓関係を乗り越えるティーンたちの韓国ブーム!
『ニコラ』9月号が示す韓国ブームの継続
冷え込んでいる日韓関係にもかかわらず、人気ティーン誌『ニコラ』は韓国特集で注目を集めています。最新の9月号は、8月1日の発売後わずか2週間で実売率が64%を記録。中学生の間での韓国ブームは健在であることが証明されました。
『ニコラ』の編集長、小島知夏氏は、ここ1〜2年で訪れた修学旅行中のティーンたちとの会話を通じて、彼女たちが東京で目指すスポットが「原宿・竹下通り」から「新大久保」に移り変わっていることを明かしています。この変化は、彼女たちが韓国文化に強い興味を持っていることを物語っています。
9月号の巻頭特集「マホカナ韓国100映え! 100プレ! 夏旅行!」では、人気モデルの小林花南(カナミ)と若林真帆(マホ)が韓国に足を運び、映えスポットやファッション、コスメを紹介。特に「明洞で映える!3大PINKスポット」や「本場のオルチャン顔を作るための韓国コスメ」など、ティーンたちの好奇心をくすぐる内容が目白押しです。
さらに、この特集で紹介されるアイテムを購入した読者100名には豪華なお土産がプレゼントされる企画も盛り込まれています。付録として含まれる両面ポスターや、韓国の人気キャラクターAPEACH(アピーチ)とのコラボ商品も好評で、特にアイシャドウとリップチークがセットになったコスメパレットはSNS上で「かわいい!」と大反響。
この韓国文化に対するティーンたちの熱意は、現在の厳しい日韓関係を超えて新たなコミュニケーションの懸け橋となるかもしれません。実際、取材を通じて韓国語を楽しむカナミの独り言は、日韓の距離を縮める方法の一つとして注目されています。
また、同号では日向坂46の初のグループ写真集『立ち漕ぎ』の未公開カットも掲載され、読者の期待が高まります。
『ニコラ』は月刊で、毎月1日に発行される雑誌。中学生の女の子をターゲットにするこの誌面は、1997年の創刊以来、平均発行部数20万部を誇ります。価格は500円で、多くのティーンたちに支持されています。
このような状況下での『ニコラ』の成功は、若い世代の韓国への関心がいかに高まっているかを示しており、冷え込む日韓関係を越える力を秘めているのかもしれません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社新潮社
- 住所
- 東京都新宿区矢来町71
- 電話番号
-
03-3266-5220