施工現場の新時代!「配管Pipit」が給水コア継手情報を追加
施工の際に重要な配管の寸法計算をスムーズに行うことができるスマートフォンアプリ「配管Pipit」が、新たに給水コア継手のデータを追加しました。このアプリは、配管の切寸法を自動で計算し、3Dモデルを通じて継手の寸法や形状を確認することができる便利なツールです。
「配管Pipit」の特長
「配管Pipit」は、JISなどの標準に基づいた配管寸法を簡単に求めることができ、利用者にとって利便性の高いアプリです。特に、新たに追加された給水コア継手のデータにより、これまで寸法が分かりにくかった部分でも、正確に計算できるようになりました。
給水コア継手は、水道用のライニング鋼管で使用されるねじ込み式の管端防食管継手です。JIS B 2301に基づいた寸法構造を基本としつつ、製品によって形状や寸法に微細な差異が存在し、現場での選定や計算が難しいことが多いです。そのため、「配管Pipit」では、複数のメーカーの製品ラインナップをもとに、正確な寸法を整理し、誤認を防ぐための注記も付けています。
機能の拡張
今回の対応により、直管と給水コア継手を接続した場合の切寸法計算が行えるようになりました。また、有料のプロ版を選択することで、より多くの機能が利用可能になります。具体的には、呼び径ごとに入り代を設定できたり、ニップル継手との組み合わせで配管の長さを計算することが可能です。これにより、複雑な接続構成にも対応でき、現場での柔軟な施工がサポートされます。
プロ版の利点
プロ版では、常にプロ用の機能を利用できるだけでなく、広告が非表示となり、作業コンテナ数や履歴保存件数の上限も大幅に拡張されます。こうした機能は、特にプロの施工業者にとって非常に有用であり、月額または年額のサブスクリプションで提供されています。
操作性と多言語対応
「配管Pipit」は、エルボやチーズなどの継手を選び、直管の内側や外側の長さを入力するだけで瞬時に切寸法を計算できるため、作業の迅速化が図れます。さらに、3Dモデルによって継手の形状や接続向きを視覚的に確認できるため、施工経験の浅い作業者や新人研修にも適しています。日本語と英語に対応しており、外国人スタッフでも容易に操作できる直感的なUIで設計されています。
アプリの入手方法
アプリはiOSとAndroidの両方に対応しており、各プラットフォームから簡単にダウンロードできます。iPhoneやiPadの場合は
こちら、Androidの場合は
こちらから入手可能です。
会社概要
このアプリを提供しているのは、神奈川県横浜市に本社を置くnetstill合同会社です。22021年に設立されたこの会社は、アプリやWebサービスの企画・開発・運営を手がけています。詳細な情報については、
公式サイトをご覧ください。
アプリの機能向上により、施工現場の効率化が期待されています。この「配管Pipit」を活用して、施工業務をよりスムーズに進めることができるでしょう。