明延鉱山の魅力
2025-06-20 14:49:17

「明延鉱山」の歴史を学ぶ講座が大阪で開催!近代産業の魅力に迫る

歴史の重みを感じる講座「明延鉱山の歴史と繁栄」が7月7日(月)に大阪で開催されることが発表されました。この講座では、昭和時代に日本一の錫鉱山として栄えた兵庫県養父市の明延鉱山に焦点を当て、地域の文化や歴史を深く学ぶことができます。講師には、地域の区長であり、ガイドとして活動を行っている小林史朗氏が招かれます。講座は阪急交通社が運営する阪急たびコト塾で行われ、参加費は無料です。

明延鉱山は、809年に開坑され、歴史の中で奈良の東大寺の大仏鋳造に使用する銅を献上したという史実が語り継がれています。昭和40年代には「日本一の錫の鉱山」として経済的にも繁栄を極めましたが、1987年に閉山し、その後の2017年には日本遺産の構成文化財に認定されました。これにより、地域の重要な歴史的遺産としてその価値が再評価されています。

講座では、貴重な講義だけでなく、明延鉱山の経済的背景や、豊臣・徳川といった権力者がどのようにこの鉱山に影響を与えたかについても掘り下げて学ぶことができます。また、明延鉱山には現在でも多くの歴史的な痕跡が残されています。むき出しの岩肌や当時の削岩機が今も存在し、地域の共同浴場や商店、社宅などからも当時の人々の暮らしを垣間見ることが出来ます。

さらに、講座の第二回目となる「明延鉱山と一円電車」も9月6日(土)に予定されており、当時の採掘機器や交通手段についても詳しく学べる機会が設けられています。秋には実際に明延鉱山を訪問するツアーも企画されており、専門ガイドの解説を通じて、かつての繁栄を感じることができる貴重な体験が待っています。

明延鉱山は、日本の近代化を支えた重要な地域の一つとされており、その歴史的な意義は現在でも色あせることはありません。講弱を通じて、参加者には明延の魅力を知っていただき、地域の活性化にも寄与できるチャンスが提供されます。申し込みは既に始まっており、参加希望の方は阪急たびコト塾の公式サイトから簡単に登録できます。歴史に興味がある方や地域文化に触れたい方、是非この機会をお見逃しなく。歴史の中で生きた人々の思いを感じる旅に出かけましょう。


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株式会社 阪急交通社
住所
大阪府大阪市北区梅田2丁目5-25 ハービスOSAKA
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